こんにちは、ダンナです。
8月7日に記念すべき40作品目となる「ドラえもん のび太の新恐竜」が、
延期になりながらも、ついに公開されました。
まだ映画を見ていない方に向けて(主にダンナ向け)、新恐竜が魅せてくれる世界を十二分に楽しむため、元ネタでもある第1作目を振り返っていければと思います。
藤子先生は恐竜が大の大好きな人で、恐竜の絵を描くときはとくに厳しかったそうです。
アシスタントさん?の描いた絵に対して、骨格が違いますよ、という指摘をしたという話があるほど…。
そんな恐竜大好きさんの第一作目のドラえもん映画「ドラえもん のび太と恐竜」。
映画の元ネタは、「のび太の恐竜」という短編からでした。
そもそも映画にする気がなかったようなんですよね(wiki情報)。
この短編作品に加筆される形で、第一作目が誕生しました。
ファンとしては大変うれしい出来事ですね…。
実はダンナも、短編作品を読んでから映画の存在を知った人でした。
子どもの頃はネットとかない(そこまで普及していない)ので、本が情報源ということもあり、存在を知るのが遅かったんですよね。
まあ、そのおかげもあり当時のちびっ子たちと同じ気持ちを味わえたわけですが。
ぼくが見始めていたときのドラえもんは、すこしずつ可愛くなってきたドラえもんなので、映画ドラはなかなかに衝撃的だった思い出。
「なんだ、このダルマは…。」という感覚、可愛かったけどね?
物語の始まりは、のび太の虚言。
恐竜の化石を自慢するスネ夫に意地悪されてムカついてしまい、「恐竜まるごとの化石見せてやる!」と宣言したのび太。
もし嘘だったら「鼻からスパゲッティを食べる約束」までしてしまい、お決まりテンプレのドラえもんに泣きつきタイムが始まります。
しかし、ドラえもんは「自分の力でどうにかしな」と突き放します(愛に満ち溢れている)。
そのおかげか、あの勉強嫌いののび太が恐竜について勉強し、自ら化石掘りを始め、タマゴの化石を発見します。
ドラえもんにタマゴの化石を見せますが、「大きな石ころか、ウ〇コなのでは?」とまたしても冷たいことを言い放ち、その場を去ります(タイムふろしきをわざと廊下に落として)。
この映画でのドラえもんは「自分の頭で考え、自分の力で切り抜ける」自立心を育てたかったようです。良いことだ…。
のび太はタイムふろしきで化石から戻ったタマゴを必死に孵化させようとします。
お父さんやお母さんが孵化させるために布団に籠るのび太を無理やり引き摺り出そうとするとき、鬼の形相で威嚇していました。
さながら、子を守る親のように…。
命からがら?守って生まれた恐竜はフタバスズキリュウでした。
日本には恐竜がいないと思われていましたが、国内で初めて発見されたのがこの「フタバスズキリュウ」で、きっと藤子先生もうれしい話題だったでしょう(想像)。
のちに、のび太はフタバスズキリュウの名前をピー助と名付ける訳ですが、ここからののび太の成長ぶりには泣けるものがあります。
家で育てきれなくなったピー助を公園の池で育て始める、のび太。
ドラえもんの道具に頼らず、自分一人の力で育て上げます。
(タイムふろしきはノーカウントです)
途中で風邪をひいて寝込んでしまうのですが、ピー助が心配して、公園の池から抜け出し、お見舞いに来ます。お互い、一日でも会えないのが寂しいからね。仕方ない。
誰かに見つかると不味いので公園の池に帰すのですが、ピー助の寂しそうな姿を見て「ぐずぐずはしていられないな」と何かを決心するかのように独り言を言います。
このとき、顔の描写がないところが、更に想像を膨らませます。
きっと、きりッとした顔だったんだろうな…。
大きくなったピー助をスネ夫たちに見せる前に、町中の噂…さいごにはニュースになってしまいました。こりゃ大変。
ピー助を一億年前に帰すかどうかで迷っている中、怪しげな男に拉致宣言を受けます。
これがっきっかけで、返す決心がついたようですね。親心かな。
のび太が泣く泣くピー助と決別する。という展開である意味お話は終わります。
あとは鼻からスパゲッティを食べる罰ゲームを受けるだけ。
しかし、ここからが映画の真骨頂。
別種の恐竜がいる北米?にピー助を送ってしまいました。可哀そうですね。
ピー助を迎えに行ったは良いが、定員オーバーで使ったせいか、
タイムマシンが壊れてしまいました(ドラえもんは安心させようと隠します)。
修理の合間に海で泳ぐように促しますが、ここでは今の時代では批判されるであろう
しずかちゃんのトップレスが公開されちゃいます。昔だなぁ~って感じですね。
こういう雑なエロを混ぜてくるのは手塚治虫さんとかの影響なのかな?なんて思います。
ほんとうかどうかは分かりませんけど。
ここまでは導入の振り返り。
今年公開される映画ではどうなるのでしょうね。
注目すべき点は3つ。
(1)ピー助をふ化させるわけではないという所!
キューとミューという双子の恐竜が今回のメインになるようです。
個人的には カウディプテリクスなのではないかと思っておりますが、
どうんなんでしょうか…。おしえて、詳しい人!
(2)2006年とは違い、リメイク作品ではないという所
ストーリを見る限り、1作目と26作目の「のび太の恐竜」とは違い、
新しいストーリーとして展開されていきそうなので、要注目ですね!
導入から変わっていそうなので、ほんと、楽しみ。
(3)新ひみつ道具「ともチョコ」とはなにか!
ジャイアンにはティラノサウルス種、スネ夫にはトリケラトプス種の”お友達”が登場するらしいです。え、どういうこと?って感じなのですが…。
この3点、個人的には注目して見たいところとなっています…。
皆さんも、コロナ感染防止に気を付けつつ、
ドラえもんコンテンツ、ひいては映画業界を支えていきましょう!
以上、ダンナが映画を見に行きたいけど行けなくてソワソワしているブログでした。
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