【1万円から出来る不動産投資】J-REIT(リート)ETFを使って毎月分配金を得る簡単な方法

アイキャッチ

こんにちは、ダンナです。

今回はJ-REIT ETFを使って毎月分配金を得る方法について説明していきたいと思います。

J-REITってなに?という方は以下の記事をご参照ください。

目次

毎月分配金を得るために必要な3つのETF

毎月分配金を得るためには、以下のETFに投資する必要があります。

iシェアーズ・コアJリート (1476)

iFreeETF 東証REIT指数 (1488) 

ONEETF東証REIT (2556)

以上です。この3つに投資するだけで不動産投資の醍醐味である高利回りの家賃収入を味わうことが出来ます。

この3つのETFはそれぞれ分配月が異なるだけで、同じ指数に連動するETFです。そのため、一方が大暴落して一方が大暴騰することはありません。特別何かが無い限り、落ちるときは大体同じで、上がるときも大体同じです。分配金利回りは大体3~5%で、TOPIXや日経平均株価に連動するETFでは出せない高配当ETFです。日本の高配当ETFと比較しても良い勝負が出来る分配金利回りだと思います。この3つのETFに投資をすると大体こんな感じで分配されていくことになります。

J-RIETのETF別分配月の表
見づらいかな?すみません…。

とりあえずは、

分配金月が異なるETFである

同じ東証RIET指数に連動している

この2点だけ理解してもらえれば大丈夫です。

何故このETFをオススメするのか

以前の記事を読んでいただいているからならご存じかと思いますが、一口にREITといっても色んな種類があります。オフィスビル系やホテル系など、同じ不動産投資ではありますが、異なる性格を持ち合わせています。そこで全部まとめて投資してしまおう!というのが、これらのETFなのです。

 この3つのETFは「東証REIT指数」という指数に連動しているため、個別にREITを保有するよりもリスクを抑えて投資が出来るという利点があります。紹介した3つは同じ東証REIT指数に連動するETFの中でも信託報酬が安いという理由です。1476については1口単位で買うことが出来るので買いやすいため、例に挙げました。信託報酬も安め

 デメリットとしてはETF全体に言えますが、分配金利回りや値上がり率が個別で買うよりも控えめになること(平均的?といった方がよいかも)や、信託報酬として手数料が掛かることです。

そもそも東証REIT指数って何?

東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄の時価総額加重平均で求めた指数です。日本のREIT市場を把握するためにも用いられる指数として有名です。基準日の2003年3月31日の時価総額を1000とした場合に、今の時価総額がどの程度なのかを表しています。日経平均株価やTOPIXとかと同じで、株ではなく不動産Ver.である程度の認識で大丈夫だと思います。

現在の構成比率は以下の画像のとおり。指数に連動するETFの良いところとして比率や銘柄の選定を自動で行ってくれるので放置していても市場平均どおりのパフォーマンスが得られます。

J-RIETの保有不動産の用途別構成比率
最新版はこちらから:https://j-reit.jp/market/06.html

過去のチャートから見て思うこと

 東証REIT指数の成績は個人的にかなり優秀だと思っています。

 以下は東証REITとTOPIXを比較したグラフです。

東証リート指数とTOPIXの比較画像
出典:https://j-reit.jp/market/02.html

 青い線で描かれたグラフが東証REIT指数です。

コロナショック時に株式並(以上かな?)に大暴落した東証REIT指数ですが、結果的には大きくアウトパフォームしていることが分かります。

正直、不動産投資としてはボラティリティの高い投資方法なので、感覚的には株式と同様に考えて投資したほうがいいと思います。コロナショック時に大暴落したときはどこまで行くかと、個人的にもヒヤヒヤしていました…(その時も結構買いましたけど)。東証REIT指数については分配金を行いつつ、必要な場面が来たら熟した果実を楽しむほうが良いのかもしれません。

今後の不動産について思うこと

では、今後の不動産はどうなのでしょうか。何十年も持ち続けられるのでしょうか。個人的にはNOであると思っています。地方や郊外については確実に資産価値が下がっていくと考えているからです。とはいえ、都市部においてはまだまだ需要が見込まれるため、日本円でのキャッシュフローが欲しいな~という場合には良い投資対象ではあると考えています。

日本株の場合は経営陣がそこまで優秀でなくとも(ごめんなさい)、日銀が買い支えてくれているため株価があまり暴落していないのですが、日銀の買い支えが終わったときに今の株価を支えられるほど優秀な企業が沢山あるか~…と言われると、個人的には信用しきれていないので東証REIT指数でオルタナティブ資産として保有しています。

ただ、高い分配金利回りではありますが、僕のポートフォリオでREITの占める割合は高くはありません。あくまでも株式メインで投資しています。リスク許容度高めだからね。自分のルールから外れるようなことがあれば売っちゃいます。

ポートフォリオの考え方については以下の記事をご参照ください。

さいごに

以上、東証REIT指数に連動するJ-REIT ETFで毎月分配金を得る方法でした。下手な企業よりも分配金の理由が明確であるため個人的には好みです。とはいえ、現物保有での不動産投資と違い、大きな値動きを目の当たりにします。そのあたりを理解しておかないと「2~3年間、ずっとマイナスじゃん!!売らなきゃ!!!」と狼狽えてしまいます。心が落ち着く距離感で楽しめると良いですね!

以下の書籍が勉強になると思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次