
こんにちは!ヨメです。
今回は、「出産のために里帰りしようとしたら実家に帰れなかった」話をしたいと思います…笑
“コロナ禍よりコロナ禍してた”ヨメ(とヨメ一家)波乱の日々とは…?どうぞご笑納ください…。
里帰り出産、夫婦揃っての育休。そして引っ越しも…
今年3月に出産予定のわたくしヨメ。出産をどこでするか…といろいろ悩んだ結果、里帰り出産をすることにしました。
そしてダンナも同時期に育児休暇を取得し、しばらくヨメ実家に夫婦ふたりで滞在することに。
そこで浮かび上がる「今の住まい(賃貸)どうする?」問題。
これもいずれ詳細はブログにできたら良いのですが、簡潔にまとめると
- 数ヶ月に渡って不在にしてしまう
- 今の部屋、子どもが増えたら少々手狭かも
という理由から、5年間住んだ愛着たっぷりのお部屋を退去することになりました。
里帰り出産+引っ越し(往復予定)というハードスケジュールになってしまいましたが、これも致し方なし…
ヨメが里帰り(帰省)する日に合わせ、その数日前を引っ越し&退去日として予定を組みました。
ドキッ!帰省1週間前の母のコロナ報告
段ボールへの荷詰め真っ只中、引越し日の1週間ほど前。荷物搬入のことで実家の母とLINEをしていたときのことでした。

実は私、昨日からコロナ陽性になってしまって…



マジか?!
ちょうど「コロナがまた流行っているね〜」なんて巷で話題になっていたこの時期。母も罹患していたのです…なんてこと…。
幸い体調はそこまで悪くないようでしたが、他の家族にうつってしまったら実家に帰れないかも…そんな嫌な考えが頭をよぎります。



もし家族間で感染しちゃったら、おばあちゃんの家に滞在したほうがいいかな…?
ヨメには、実家から車で数十分の距離で一人暮らしをする祖母がいます。もし実家に帰れなければ、そこにしばし避難する?という提案でした。
しかし、そんな話をした数日後のことです。



おばあちゃん、インフルエンザにかかったみたい…帰ってくるのはウチ(実家)がいいんじゃないかな…



な、なんてこと……!!!
冬って怖いですね…感染症ってもっと怖い…誰かが悪い話ではないので、誰かを責めるわけにもいきません。
母のコロナがこのまま家族の誰にもうつらなければ、帰省予定日には隔離期間も終わっているはずとのこと。
無事帰省日を迎えられるよう祈ることしか、このときの私にはできませんでした。



ここで一旦、ヨメの家族構成について整理しておきます!
- ヨメ実家…ヨメの父・母・弟の3人が暮らしている
- ヨメ祖母宅…母方の祖母、実家から車で数十分の距離で一人暮らし
嘘でしょ?!引っ越し前夜のコロナ報告
引っ越し前日。我々は怒涛の荷造り、その大詰めを迎えていました。
この日の数日前に母と連絡を取り「誰も感染していないから予定通り帰っておいで〜」なんて話をしていた…そのはずでした…。
詰め込み気味なスケジュールの中、焦りながらもやっと終わりが見えた荷造り。夕ご飯を食べに近所のファミレスを訪れ、食事を待っていたその時…一件のLINE通知が。



どうしましょう!お父さんがコロナ陽性のようです。



…”どうしましょう!”じゃねぇよ〜〜〜〜!!!泣
いや、わかってるんです。誰も悪くないことは。
しかし正直なところ、身体的疲労感に加えて精神的疲労感がMAXに達しました←
正直泣きたい、いや半分泣いてたかも。
この時、祖母のインフルエンザは回復基調といえどまだ全快ではない…感染しない可能性もまだゼロじゃないし…ということで、私は地元のビジネスホテルへしばらく退避することにしました。
祖母の体調完全回復までホテル→実家家族の隔離期間終了まで祖母宅→実家に帰宅! という計画です。
この時点で一週間ほど実家に帰れないことが決定し、意気消沈…。実家に帰ったらアレしてコレして…と考えていたこともあり、なんというか…腰を折られた気分でした…。
また、出産前・体がそこまで重くないという貴重な時期の1週間、準備が進められないことに対する焦りもあったと思います。
しかし、そんな意気消沈の私を見かねたダンナは



出産前にホテル暮らしできてラッキーじゃん!めったにない機会なんだから、楽しんだら?
と前向きな助言をしてくれました。いや〜流石ですね!←
単純なヨメ、そう言われればそうだよな…と思い、少しずつ前向きな気分になれた気がします。
とはいえ、帰宅後「じゃあ外泊用セット、段ボールから抜かないとじゃん!!!」と半分キレながら荷造りし直したとかなんとか…()
腹を括ってホテル生活スタート。そして追い打ちの…
そして帰省当日。ビジネスホテルを事前に予約し、いざホテル生活の始まりです。
ここまで来たらウジウジしているだけ無駄!楽しみつつ、実家に帰らずともできる出産準備を進めよう!という意気込みでした。(必需品をポチったり、リスト化・整理したり…)
知ってる人は知っている…かもしれませんが、今回お世話になったのはコンフォートホテル燕三条さん。以前、当ブログでもご紹介していました。


コンフォートホテルさん、何がいいって“無料朝食付き”なところ!この無料朝食、美味しい上に日替わり・品数豊富!連泊者にとって嬉しいのはもちろんですが、妊娠中で一層栄養バランスを気遣っていた身としては、大変有り難いポイントです。
予約の際に色々調べた結果、連泊で割安になるプランがあったこと、比較的新しい建物でお部屋も綺麗なこと。何より、勝手を知っているホテルなので安心感もあり、こちらでの宿泊を決めました。
いざホテル生活が始まれば、なんだかんだで楽しく過ごしていた気がします笑!
出産準備の他にも、更新できていなかったブログをひたすら進めたり、溜めに溜めていたレシートを家計簿につけたり…
ホテルのフリードリンクコーナーでいただいたお茶と東京駅で買ったお菓子で、優雅なティータイムをしてみたり…


ちなみに朝食以外の食事はというと、近くのイオンやコンビニで(割引シールの付いた)お惣菜やパックご飯を買ってきて食べていました。水や氷、温かいお茶等飲み物はホテルでなんとかなったのは有り難かったです。
途中、元気そうな父から電話がかかってきて腹が立ちましたが(ほぼ無症状で、異常があるのは味覚だけのようでした)、ヨメ不在の中、引越し屋さんの荷物受け入れも無事済んだようで一安心です。
そしてホテル生活二日目の夜。追い打ちの一報が入ります。



実は…今度は、弟もコロナ陽性です。
…いっそ笑えてきたわァ!!!!!
父のコロナ陽性が判明した数日後、弟も罹患。実家に帰宅できる日がその分先延ばしになったのでした…。
まぁ、それでも数日だからね…一週間とかじゃないから…(言い聞かせ)
波乱!祖母宅で二人っきり共同生活
そんな訳で、あっという間に自由きままなホテル生活が終了。名残惜しくもチェックアウトを済ませ、いざ祖母宅へ。
祖母宅は幼少期から頻繁に訪れており、家族で泊まったことも多々あり。実家ほどではありませんが、ある程度は勝手知ったる環境です。
とはいえ、本格的な共同生活(?)は初めてのこと。祖母宅に着いてからは、あれこれルールや祖母の生活リズムについて説明がありました。
- 朝は各々のタイミングで起床、別々で朝食を食べる
- お昼ごはんは12時で固定
- 夕飯は18時〜18時半頃
- 夜も各々のタイミングで就寝
歳の割に元気な祖母ですが、やはり年を取ったんだなぁと思う出来事も多々ありました。続きます。
老人の夜は早い
老人あるあるかもしれませんが、夜寝るのが早くて、起きる時間も早い。私は事前に、以下のような話を聞かされていました。



8時には布団に入ってもう9時には寝ってしまって…朝は新聞屋さんが来る前には目が醒めてしまうんよ〜。でも今の時期は外は暗いし雪もあるから、散歩するわけにもいかないでしょう?だからラジオを聞いてじっとしてるこて〜。(新潟弁)
だからといって、おばあちゃんは私に同じ生活を強いるわけではありません。
私が大変なのは、せいぜい夕ご飯の時間が早いことぐらいかな〜と気楽に捉えていました…この時は。
そして夜。
私の寝床は、祖母のベッドの隣に敷いた布団でした。
…説明しますと、そこそこ古い祖母宅、どこの部屋もまぁ寒いんです。特に冬は。
優しいおばあちゃんですから「妊婦の孫に風邪を引かせてはいけない!」と。一番温かい部屋で寝かせたい、と思ったようです。その一番温かい部屋というのが、祖母が寝る部屋だったわけですね。
となると、夜早く・朝も早い祖母のことが気になりつつ…でも、急にはそんなに早く寝れません。結果的に初日は、(これでもヨメ的には早いのですが)22時半〜23時頃就寝しました。
老人の夜は早いが、朝はもっと早い


その日の早朝。(体感は深夜。)謎の電子音で目が醒めます。
…これはラジオだ…祖母、ラジオを聞き始めました。しかも、そこそこの音量で…。
枕元のスマで時間を確認すると、時刻はなんと午前3時半。
おぉう…新聞屋さんが来る前とは聞いていたが…想像以上でした…。
このまま起きるにはあまりにも早すぎる…。寝直そうとしましたが、ラジオの結構な音量で入眠できず。音量を小さくしてもらいますが、それでもなかなか眠れません…。
ヨメはもともと寝付きの良い方ですが、妊娠後期になってから眠りが浅く、夜中に目が醒めがちになっていました。そのせいもあったかもしれません。
スマホからイヤホンで入眠用BGMを聞いたり努力はしたものの…30分ほど格闘ののち、諦めます。眠気が来るまで大人しく、TwitterでTL巡視することにしました。
そして、少し眠気を覚え始めた頃…突然部屋が明るくなります。



?!
あまりの眩しさに思わず布団を被ると



あら、起こしちゃった?
と呑気な様子のおばあちゃん。スマホで時間を見ると朝の5時半頃でした。
流石に気を遣う余裕もなく、素直に眠れない旨を伝えると、新聞を持って別の部屋へ移動してくれました。
申し訳無さを覚えつつ、その後、静寂と暗さを取り戻した部屋で、ようやっと眠りにつくことができました…。
流石にあと一週間ずっとこの環境じゃキツイ!眠れない!!そう思い、寝る場所の変更を申し出ることに。
「いいけど、〇〇の部屋だと寒いよ…?」「〇〇の部屋ならガスストーブあるからいいかもしれないけど…」
と、渋るおばあちゃんでしたが…



わかった、ヨメちゃんがいる間はラジオは聞かないにするこて。(新潟弁)
結局、私といっしょに過ごす間は、早朝にはラジオは流さない方向で決着がつきました。
申し訳なさ倍増ではありますが、流石に午前3時半に大音量ラジオは無理!
年を取ると、夜・朝が早いだけでなく、耳も遠くなるわけで…致し方ないんですけどね…泣
おばあちゃんの料理は美味しい!けど…
これは自慢ですが、おばあちゃんの作る田舎料理・正月料理はかなり美味しいです。
のっぺ・煮しめ・煮菜・ぜんまい煮・酢豆に煮豆・なますetc…
普段の料理もこういった雰囲気で、煮物系を一気にたくさん作り、少しずつ消費するスタイル。
やっぱりおばあちゃんの料理は美味しいね〜健康的だし〜!と感謝しながらご飯をいただくこと一日…私は気が付きます…



お肉と魚が…動物性タンパク質が…ない…
そうなのです。おばあちゃん、家にいるときに肉・魚をほとんど食べなくなっていたんですねぇ…。
冷蔵庫にも肉類はほとんどなく、賞味期限が切れたまたはギリギリなハムやソーセージが少し残っているぐらい。
外食時や、買ってきたお惣菜のお肉は進んで食べるのを見ると「肉・魚を調理する気が起きなくなった」ということらしいです。う〜ん、まだ見ぬ世界ですが、いずれ歩む道か…。
流石に肉魚がない日が数日も続くと栄養バランス的にマズイ…(普通にお腹も空くし)。結果的に足りない分は、私がお惣菜やお肉を買ってきて調理することになりました。


スーパーのメンチカツや、友人と外食した際のチキンカレーのチキン…こんなにも美味しく感じる日が来るなんて…!外食産業の企業努力って、すごい。
時代が違えば感覚も違う…?妊婦メンタル恐るべし
長らくおばあちゃんと一緒に過ごしていると、自然とこれから生まれてくるエケチェンの話に。



男の子か女の子か、当ててもいい?



他の家族みんなにはまだ内緒にしてるから、おばあちゃんにも生まれたら教えるね。



そうなのね。じゃあ我慢するわね。
〜数分後〜



やっぱり、赤ちゃんの性別当てたいわぁ〜!



(言いたくないんだってば〜!泣)
他にも、無断でお腹を触ってきたり…時代錯誤な発言があったり…
ナーバスな妊婦メンタルも相まって、おばあちゃんの発言や行動に神経が逆なでされるように…。一度でもモヤッとすると、些細な発言でも気になってしまいますよね。
おばあちゃんに悪気がないとわかっているものの、一緒に過ごすのがだんだん苦痛になってきてしまうのでした。
コロナの次は”雪”…


一難去ってまた一難。
祖母宅は古い家ゆえ、隙間風による寒さで早朝に目が覚める日が続きます…。それもそのはず、この頃、全国的にもニュースになった大寒波が新潟県全域を襲っていました。
暖房を巡る攻防戦?!〜布団を足せばよかったのにね〜
大寒波による注意報・警報が発出されて最初の朝。
いつもはおばあちゃんの物音で目が覚めるのですが、この日はあまりの寒さで早朝4時頃目が覚めました。



えっ…寒すぎでは……??
冷える家だというのは分かっていたものの、布団を被っているとは思えない寒さに驚愕です…。
この日を教訓として、まずは「厚着をして布団に潜り、それでも目が覚めたらストーブをつける」を試します。
しかし、それでも寒く 3時台に目が覚める→ストーブつける→トイレに起きたおばあちゃんにストーブ消される という流れに…。
まぁ、今日が最後だし!あと一晩我慢するだけだし別にいいや!という気持ちでした…この時は…。
ダメ押し!帰宅日の延長
帰宅予定日の前日夜。迎えに来る予定の母から連絡が来ました。



帰り道、圧雪でガタガタなのでヨメちゃんを無事に連れて帰れるか不安で…。一日延長してもいいかな?



ガーン…!!!
退勤後・夜に迎えに来てもらう予定だったこともあり、万が一のことがあったら…ということで、翌日の明るい時間帯に改めて迎えに来たいという申し出でした。
正直、精神的・身体的に限界が近かったのですが笑、迎えに来てもらう身として承諾する以外の選択肢はありませんでした…。
(今度こそ本当の)最終日の晩。今までの教訓を踏まえて、ヒーターにおやすみタイマーとおはようタイマーを設定して就寝します。が…
夜中、トイレに起きたばあちゃんがおやすみタイマー起動前のヒーターを消そうとしている物音で目が覚める → 「タイマーついているから大丈夫だよ!」と声掛け、「あらそう〜」とおばあちゃん。再入眠 → 夜中3時半頃暑くて起きる。先程おばあちゃんにより一度電源が切られたらしく、タイマーが解除されていた模様 → 泣く泣く電源を切り再入眠
という大変な攻防戦が繰り広げられていました←
後々、実は布団を足せばよかっただけでは?と思いましたが…あの時点ではあと一日だと思って…でもそれが延期しちゃったんだもの…!(言い訳)
ようやっと帰宅!かかった日数は?
波乱の日々を経て、2月某日ようやっと実家へ帰宅できました!
いや〜…長かった…!待ち望んだ実家は暖かく…よく眠れました…笑
東京から実家の帰宅まで、気になる所要日数は13日!約2週間(特に後半1週間)、我ながらよく耐え忍んだと思います…。
心身ともに大変な2週間でしたが、当記事を読んで皆さんに笑ってもらえたなら、あの時の私も救われるような気がします( ˘ω˘ )
みなさんも、(かかるときにはかかりますが)感染症にはご注意を…!
ミルク代・おむつ代支援コーナー
ストレスで腸の調子が悪くなった時(ダジャレじゃないよ)、このココアがあればな〜と思いました…← 日頃の体調を整えるためにもオススメです◎
寒い日や寒い寝床には、やっぱり湯たんぽ。昨年友人から誕生日にもらった充電式の湯たんぽ、オススメです!(引っ越し荷物から取り出せたらよかったのに…!)
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