
こんにちは、ダンナです。
赤ちゃんの夜泣きは、親にとって大きなストレス要因の一つです。寝かしつけてもすぐに泣き出し、何をしても泣き止まない。そんな日々を、私は「歌」で乗り越えてきました。本記事では、私自身の体験をもとに、夜泣きをあやすために実際に歌ってきた曲と、その効果について紹介します。
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赤ちゃんの夜泣き、どうして起こる?
昼夜の区別がない未発達な体内時計
人の体には、朝に目が覚めて夜眠くなる「体内時計(サーカディアンリズム)」が備わっています。しかし、新生児期の赤ちゃんはこの機能がまだ未成熟で、昼夜の区別がついていません。
そのため、赤ちゃんは昼でも夜でも関係なく、短いサイクルで「寝る」「泣く」「起きる」を繰り返します。夜中に目を覚ましても、おっぱいで満腹になればすっと眠りにつくことも少なくありません。

我が家の場合は”うんち”でも目を覚ましていました!
夜泣きの医学的な原因と心理的ストレス
夜泣きの原因は一つではなく、複数の要素が絡んでいると考えられています。主な要因には、以下のようなものがあります。
- 睡眠サイクルがまだ安定していない
- 歯が生え始めて口内に不快感がある
- 日中に感じたストレスや不安をうまく処理できず、夜に表出する
特に、感情の整理が未熟な赤ちゃんにとって、夜に泣くことは自分を落ち着かせるための「自己調整」の一つとされています。
僕が音楽で夜泣きをあやすようになったきっかけ
最初は抱っこやミルクでも泣き止まなかった
初めの頃は、抱っこ、おむつ交換、ミルク、添い寝など、思いつく限りの方法を試しました。それでも赤ちゃんが泣き止まず、親としてどうすれば良いのかわからず悩み続けていました。
そうすると、「なんでないているの~泣」とこちらまで泣きたくなることも…。



寝不足もあって結構辛かったな~…エケチェンの可愛さで相殺できたけど
試行錯誤の末にたどり着いた「好きな歌を歌う寝かしつけ」
よくある童謡や子守歌のようなものであやしていましたが、それでも寝ない日々が続きました。本当に、何をしたらよいのか分からない…。
そんなある夜、何気なく口ずさんだ曲に赤ちゃんが静かに耳を傾け、そのまま寝てしまったのです。それをきっかけに、寝かしつけ時には好きな歌を歌うようになりました。結果、驚くほどスムーズに寝てくれるようになったのです。
実際に歌っている曲とその理由
「たしかなこと」/ 小田和正
小田和正さんの優しい高音とメロディが心地よく、赤ちゃんも穏やかに目を閉じてくれます。愛を感じさせる歌詞も、親子のつながりを深めてくれます。



最近は歌いすぎて覚えてしまったのか、クーイングによる合いの手が増えてきました。この曲で寝ないこともある…笑
「パプリカ」/ 米津玄師
リズミカルでありながらやさしさのあるこの曲は、少し元気な泣き方の時に有効です。赤ちゃんがノリに合わせて落ち着いてくれることも。
哀愁の漂う曲調と歌詞に「自分の感情」を込めることで、大泣きしていたはずの赤ちゃんが段々と聞き入ってくれます。じ~っと見つめてくれると嬉しくて、より感情が乗ります。
エケチェンは大体「パプリカ」か「たしかなこと」のどちらかで寝るようになりました!
「vivi」/ 米津玄師
静かで幻想的なメロディが夜の雰囲気にぴったり。心拍数を下げるような柔らかい音が、眠気を誘ってくれます。



自分が好きな曲だからストレス発散になります。viviのテンポもあやすのにちょうど良いのです。
「三百六十五歩のマーチ」/ 水前寺清子
テンポの良いこの曲は、抱っこしながらステップを踏む時に最適。リズムに合わせて身体を揺らすと、赤ちゃんも安心するようです。
歌詞そのものもかなり好きで、この子が自らの手で幸せを掴み取って欲しいという気持ちも込めて歌っています。



幸せは歩いてこないのです…。
「ありがとうの歌」/ 水前寺清子
「ありがとう」は魔法の言葉です。伝えれば誰でも心地が良いし、嫌な思いをする人のいない言葉(皮肉は例外)。
感謝の気持ちを込めた歌詞に、自分自身が癒される時間でもあります。赤ちゃんだけでなく、親も落ち着く一曲です。



エケチェン、今日も生きていてくれてありがとう。大好き。
「上を向いて歩こう」/ 坂本九
日本の名曲でありながら、メロディの明るさと穏やかさが夜にも合う不思議な一曲。寝かしつけの「定番曲」として非常におすすめです。
生後0~2か月は、「上を向いて歩こう」を何度もループして歌っていました。歌詞が本当に心に沁みるんですよ…。自分を鼓舞するためにも良いと思います。すべてのパパ・ママへ…!



ひとりぼっちの夜、じゃないんだけどね!笑
「見上げてごらん夜の星を」/ 坂本九
夜空のイメージと重なる静かな曲調で、夜泣きの時間帯に特に効果を発揮します。気持ちが乗りやすい。
歌いやすさもあり、親も一緒にリラックスできるのが大変良いと思います。



もうちょっとで寝る!(かも)と思ったときのダメ押しに最適でした!
「明日があるさ」/ 坂本九
明るい気持ちで終わらせたい夜におすすめ。歌っているうちに自分も「明日はきっと良くなる」と前向きな気持ちになれます。
ただし、歌詞は今の人に合わないというか…時代だなぁ~という感じです。でも曲調が最高に好き。



「明日があるさ 歌詞」で検索すると、「気持ち悪い」がもれなくついてきます。悲しい。
実際の効果と変化
泣き止むまでの時間が短くなった
以前は2~3時間もかかっていた寝かしつけが、毎日同じ曲を歌うことで、子どもにとっても「寝る」というパターンが出来てきたのか、1時間、30分、10分と段々落ち着くことが増えました。
親自身のメンタルも安定した
歌うことで自分自身も冷静になれ、「また泣いてる…」というイライラが減りました。
好きな曲を歌うというのは最高のストレス発散かと思います。童謡や子守歌では、気分が乗らないことも多いのでオススメ。童謡大好きだけどね!!!



赤ちゃんは悪くないし、可愛いけど、どうしても寝不足や夜泣きは辛く感じてしまうからね!
寝かしつけが「幸せな時間」になった
歌ってあやす時間が、親子のかけがえのない触れ合いの時間へと変わりました。
クーイングが始まると歌に合わせて「う~、う~う~~」と合いの手を入れてくるようになります。親バカや勘違いではないと信じている…。だって必ずやってくれるんだもん…。
そうすると深夜になかなか寝てくれなくても「お~?たのしいか~?じゃあこの曲も歌っちゃうぞ~!」とテンションが上がり、寝かしつけが楽しめるようになります。



何事も楽しめるようになったら”勝ち”です。
音楽であやす時のコツと注意点
音量は小さめに、リズムは一定に
赤ちゃんは大きな音に敏感です。歌う際は、子守歌のように優しく、音量を抑えて歌いましょう。また、リズムは一定に保つことで、赤ちゃんが安心して眠りに入りやすくなります。



ギャン泣きのときは、”感情を込めて”&”しっかり”歌うことで落ち着くこともあります。夜のカラオケ大会です。
照明・環境を整えて相乗効果を狙う
音楽だけでなく、部屋の明るさや温度、寝具の心地よさも大切です。間接照明などを組み合わせると、より高いリラックス効果が得られます。明るいところでは極力避けましょう。



まあ、体験談ですが…。
歌以外に試したこと・合わなかったこと
おしゃぶり、添い寝、ホワイトノイズなど
おしゃぶりや添い寝、ホワイトノイズなど、一般的に効果があるとされる方法も試しました。しかし、我が子にはいまいちフィットしませんでした。



ホワイトノイズは効果があるときとないときのブレが大きかった気がします。一定程度落ち着くんですけどね!
我が家では歌が一番合っていた理由
赤ちゃんにとって、親の声は世界で一番安心できる音です。機械音や環境音よりも、生の歌声に反応しやすかったのだと思います。



感情を込めて歌うと、すぐに泣き止むことが多かったです。
赤ちゃんが好む曲の共通点とは?
ゆったりテンポ
好きな曲だからと何でも良い訳ではないようです。僕の大好きな「日本の米は世界一」/打首獄門同好会は心を込めてもダメだし、泣き止みません。
子守唄のようにテンポの遅い曲で、心拍数を落ち着かせ、リラックスさせる必要があるのだと思います。優しい曲調のものが良いです。
やさしい気持ちになれる曲
赤ちゃんは親の感情を感じ取りやすいと言います(その通りだと思う…)。
歌うことで優しい気持ちになれる曲を取り入れることで、「今この時間、この空間は楽しい!癒し!」ということを伝えてあげましょう。
他のパパママにもおすすめできる?
自分の声が一番の安心感
上手に歌う必要はありません。親の声自体が、赤ちゃんにとっては「安心できる環境音」だと感じます。Youtubeで流した曲では直ぐに落ち着きませんが、自ら声を出して歌う歌の効果は絶大だと感じます。



とはいえ、寝かしつけCDなどは結構効果あったよ!
親のリラックスが赤ちゃんに伝わる
親が穏やかに歌うことで、赤ちゃんもその気持ちを受け取り、落ち着いていきます。寝かしつけは「心の交流」の場でもあります。
「夜泣きソング」との上手な付き合い方
同じ曲を繰り返すべきか?
同じ曲を何度も繰り返すことで「これは寝る合図だ」と学習する赤ちゃんもいます。反対に飽きる子もいるので、反応を見ながら調整すると良いです。



僕は「小田和正フィニッシュ」「米津玄師フィニッシュ」と名付け、パターンを決めていました。
成長に合わせてレパートリーを増やす
月齢が進むと、好みや反応も変わってきます。レパートリーを少しずつ増やし、その日の気分で選んであげても良いと思います。



今ではFly me to the moonなどの洋楽でも楽しんでくれるようになりました!
寝かしつけを「親子の絆」に変えるコツ
歌に込める「気持ち」が伝わる
繰り返しになりますが、感情を込めることが大事です。
歌詞の意味はまだ理解できなくても、歌う人の感情は赤ちゃんにしっかり伝わります。優しい気持ちで歌うことが、絆を深める第一歩になります。
忙しくても一緒にいる時間を楽しむ
仕事や家事で忙しい毎日でも、寝かしつけの時間は親子だけの特別なひとときです。無理に完璧を目指さず、「一緒にいること」を大切にしてください。



いま、その時間は突然終わります。それが分かった時、どこか寂しさを覚えるはずです…。
まとめ|歌でつながる夜、親子の思い出
赤ちゃんの夜泣きは「ずっと」は続かない
夜泣きは一時的なものです。終わりは必ず来ます。それまでは、少しでも心を楽にして過ごしていきましょう。



生後3か月から生活リズムが整うので、一気に楽になると思います!
自分らしい寝かしつけ方法を見つけよう
歌でも、読み聞かせでも、ハミングでも。大切なのは、あなたと赤ちゃんが「心地よい」と感じられること。自分だけのあやし方を、ぜひ見つけてください。
オススメの寝かしつけアイテム
かなり助けられた「スワドル」
包まれていると落ち着くらしく、しばらくすると落ち着いて寝てくれます。
以下のアイテムは寝返り練習をし始めた時も安心の手が出るタイプなので、長い時期使えるのもオススメできるポイントです。
歌うのがしんどい時に「寝かしつけCD」
寝不足が続き、歌うのもしんどい…。という時にはCDもオススメです。
喉が痛くてしんどい時、なんか寝不足で調子が出ない時、口内炎で歌うのが嫌なときに大変ら透けられました。
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