今週のお題「まつり」
夏と言えば、夏祭り!夏祭りといえば、盆踊り!
こんにちは、ヨメです!!
わたくしヨメの地元で毎年開催される「飛燕夏祭り」。
このお祭り、市内のイベントとしては結構大盛り上がりでして、
昼間には子供たちが踊るよさこいソーラン、マーチングバンドの発表、お神輿もあり…
そして夜に開催されるのが「燕ばやし」。
子供から大人まで、様々な団体の名前を背負って(?)楽しく踊るイベントです!
今回はそんな燕ばやしにまつわる、懐かしお祭りエピソードの思い出話です。
きっと「うわ~!懐かしい!」という気持ちになっていただけるはず…
田舎のお祭りあるある?もたくさん!是非懐かしんでいってくださいね◎
- めちゃくちゃ練習させられた燕ばやし
- 町内会の夜練習、一番の楽しみは”ご褒美アイス”?!
- いざ本番!苦労の耐えない保護者たち…
- 何だかんだでいい思い出!
- Special Thanks!『成瀬は天下を取りにいく』
- おわりに
めちゃくちゃ練習させられた燕ばやし
ヨメが通っていた小学校にはいくつかの町内こども会があり、
その半数以上の団体が、毎年「燕ばやし」に参加していました。
慣習的なアレで、該当団体は全員強制参加!みたいなものですね。
ヨメの所属していた団体も、毎年強制参加でした。
そんな中、ある日の体育の授業で、「燕ばやし練習」が始まりました。
もちろん、お祭りで踊る子も踊らない子もみんな一緒に、です。
というのも、運動会で「全校生徒全員で燕ばやしを踊る」イベントがあったから。
母親に言わせると「マイムマイムの代わりに盆踊りなのねぇ…」
(なるほど…??)
今思うとなかなか斬新というか、大胆ですよね。
ていうか~、地域密着?!(CV:モアちゃん)
この「学校の授業で燕ばやし練習」、在校中はおそらく毎年行われ、
その年によっては、熱心な先生により、かなり細かい振り付け指導が入ることも。
「ここは腕をただブンブンするんじゃなくて、ここで水平に揃えるのよ!」
「ここは片足をトン、ってやるの!」
おそらく、プライベートでも参加されてる先生なのでしょう…やけに熱心な指導でしたが、
我々生徒たちの間では(そんな真面目にやるの?!)と若干困惑した空気が流れていたのを未だに覚えています。笑
しかし!その甲斐あってか、今も音楽が流れればバッチリ踊れるまでには身体に染み付いた”燕ばやし”なのでした。
アッでもヨメは踊りセンスゼロなので、格好よさや美しさは期待できませんよ!!
町内会の夜練習、一番の楽しみは"ご褒美アイス"?!
「燕ばやし練習」は、町内会単位でも行われます。
7月?の平日夜、ある程度広さのある空き地等に召集され、小一時間踊るだけ…
小学校の先生のような細かい振り付け指導はありません笑。
まぁ例年の行事なので、振り付け思い出してねー!という主旨なのでしょう。
この夜練習で一番の楽しみだったのが、ご褒美のアイス!
みんなで踊った後はアイスが配られて、その場でみんなでワイワイ食べるんです。
この時の定番アイスは、江崎グリコの「いちごフロート」!!
ちなみに大人は、コーヒーフロートを食べてた気がします。
平日の夜遅く、外で、友達と喋りながら、アイスを食べる…
(近年は夜も暑すぎて、外で食べようとはならなそう!時代!!)
今思い返せば、これって小学生にとっては非日常そのもの。
やけにワクワクして楽しかった気持ちは、今でも鮮明に思い出せます。
ちなみに、ある程度大人になってから「いちごフロート」の美味しさに目覚めました。
シャリシャリとクリーミー、両方味わえるのって神じゃナァイ?!
いざ本番!苦労の耐えない保護者たち…
そして迎えるお祭り当日。
20時開始に備えて、16時頃には集会所的な場所に集まって準備が始まります。
準備というのも、メインは子どもたちの身支度、おめかしタイムです。
町内ごとで決まった色の法被を着たら、
男子はキラキラのジェルで髪の毛を立てたり…
女子はお化粧をしてもらったり、髪飾りをつけてもらったり…
その年によっては、タトゥーシールを貼ったり、フェイスペイントをしたり!
この化粧とかヘアセットって、決まった係の人(誰かの親)がいて、
誰の親とか子とか関係なく、子どもたちはみんな同じようにやってもらうんですが
今思い返すとよくできた仕組みだな~と思います。
親の力量とか熱意に関係なく、子どもたちはみんな同じようにおめかししてもらえるわけですから、子どもたちの間で不和が起こりにくいんですよね。
でもその係の親御さんは大変だったろうな~とか(もちろん好きでやってる方もいたと思います)
逆にそういうのは苦手で、居づらい想いをした人もいるんだろうな~とか
親たちなりのコミュニティを思って切なくなるのでした…六年間ありがとうだよ…!(今更)
おめかしタイムが終われば、
(待ち時間を遊んで待っていたせいでめちゃくちゃ騒がしい)子どもたちを集めて、街を歩くための列形成。
そのまま徒歩で、お祭り会場へいざ出発です。
この大移動もまぁ大変な仕事で、お祭りが始まる前から疲労困憊なのが目に浮かびます。
あの頃の保護者様方、本当にお疲れ様です…
何だかんだでいい思い出!
今思い返すと、親の気苦労よ…と思ってしまう町内こども会の燕ばやし参加ですが、
参加して楽しかったなぁ!という思い出ばかりです。
学校ではあまりつるまない「町内会メンバー」という特別な仲間意識とか
燕ばやしの行列ですれ違う、違う町内会メンバーの同級生と会うときの新鮮な感じとか
時代を感じる、やけにハデハデな化粧をさせられたしてもらったこととか
年変わりで運悪くリーダーを勤めていた親が奮闘していた姿とか
今はもう何をしてるかわからない町内会メンバーと一緒に食べたアイスの味とか
どれも懐かしいな~楽しかったなぁ~と思います。
なんかセンチメンタルな気分になってきません…??いやぁ、夏ですね。
Special Thanks!『成瀬は天下を取りにいく』
少し話が逸れるようですが…
先日、昨年からずーーーっと気になりつつ、読めていなかった本
を読了しました。
いや、成瀬とその周囲を取り囲む人々、素敵すぎる…!
実はこの本のお話の中でも、”夏祭り””盆踊りの練習””練習の後のアイス”が出てきて
思わずめちゃくちゃ懐かし~!!って気持ちになったんですよね。
ひんやりした段ボール箱の中から、大人が配ってくれるアイス。
食べにくいあの木べらのスプーンで一生懸命食べたこと。
そんな細かい描写までも思い出させてくれるような、爽やかで懐かしい世界観でした。
この本を読んでから、そういう懐かしい気持ちをブログにしたいな!と思っていたので、ピッタリなお題と出会えてハッピーです!ありがとうはてなブログさん!!
おわりに
またいつか縁があって、燕ばやしの行列に参加できることがあったら嬉しいかもな~
いや、いざとなったら面倒くさがるかもしれませんが…笑
あ、でも今ってアーケード無くなってるんですよね?
アーケードなくなったら、あそこで踊るの暑くない?とっくに日が暮れてるから関係ない…??
追伸:同じ小学校かも~知ってる町内かも~って思った方は見なかったことにしてください!!!!!
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