こんにちは!ヨメです。
2023夏、帝国劇場をアツくした
『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』
の感想を前編・後編に分けてお送りしております。(年、越しちゃったね〜…すみません…)
今回は後編、キャスト毎の感想や役柄についての感想をお送りします!
どんどんネタバレ&贔屓目バリバリな予感がしますので、ご了承下さい…!
ネタバレは最低限・全体的な感想についてまとめた前編はこちら!
- 前置き
- 輝くダイヤモンド:サティーン
- 夢見るSinger Song Writer!!:クリスチャン
- 愛しのボヘミアン!
- 愛すべきヒール役:デューク・モンロス公爵
- キャバレー「ムーラン・ルージュ」ファミリー!
- これだからダブルキャストは最高…!
- 【ひとりごと】デュークとロートレックな話
- 【まとめ】ムーラン・ルージュありがとう!またね!!
前置き
当方、甲斐翔真(カイショーマ)のおたくです!
見れていないダブルキャストもあり。
テニミュは舞台おたくの原点。見てる作品偏りがちです。
輝くダイヤモンド:サティーン
平原綾香さんのサティーン、ポップクイーンの包容力…!
平原綾香さんと言えば「jupiter」をはじめとするヒット曲!歌手!のイメージが強く、舞台でお見掛けするのも実は今回が初めて。(新潟県民的に長岡花火お世話になっておりま~す!のイメージ)
今作は既存のポップミュージックをマッシュアップしたミュージカル…なので、その歌いこなし方がね、もう流石ですよね…。
「歌でのし上がってきました!」感の強いサティーン。この説得力…!!
そして、本当に酸いも甘いも味わってきたんだな~ってのが滲み出ている。そんな印象からか、クリスチャンと相対すると、深い慈愛に満ちた人だな~というのを感じます。
いい意味で、望海さんサティーンより落ち着いた、柔らかい雰囲気のサティーンでした。キャバレー”ムーラン・ルージュ“ではお母さん的なポジションやってそう。
望海風斗さんのサティーン、演技力で魅せる圧倒的スター…!
元宝塚男役トップスターとあって、高いポテンシャルだけでなく、その存在感たるや…セクシーなお衣装も惚れ惚れするほど似合ってしまうのも、流石ですね…
あーやサティーンに比べると、歌よりお芝居のパワーが強めな印象でしょうか…よりミュージカル寄りといいますか…。
個人的にはN2N(Next to Normal)ぶりの望海さん。このときはお芝居と歌メインでダンスが無かったので、ダンスすげ〜!キラッキラだ〜!と感動しました(宝塚トップスターだからね!?そりゃそうだよ!!!)
技術・オーラ共に”圧倒的スター”でありながら、溌溂として、朗らかで分け隔てなく人と接しているからこその、周囲からの慕われっぷり…そんなサティーンに見えました。望海さんしかり、あーやしかり、ご本人の人柄が滲み出るの、いいよね。
きっとこのサティーンは、山ほどあった辛いことも、笑顔とその気丈な態度で隠してきたんだろうなぁ…
夢見るSinger Song Writer!!:クリスチャン
えっこれオーディションで勝ち取ったってマジすか…甲斐翔真ァ…!!
マジです。本人も「受かったって聞いた時マジでビックリした!本当に嬉しくて」みたいな話をしていましたね…す、すごいなぁ…。
でもいざ幕が上がってみたら、色々と納得。
アメリカから「世界を知りたい!と」単身旅に出たクリスチャンが、若さ・青さを纏いながら熱狂的な恋の道を突き進む…そんなストーリーに本当にぴったり。彼自身がまさにそういう年齢というのも強みでしょう。(あとはその”アメリカの好青年”っぽい体格・風格ですかね←)
以前から歌うことが好きらしい彼は、ちょっとポップスの歌い方っぽさが強くて、(井上芳雄さんと比べると特にそう感じる気がする)そこらへんもちょうどよく”そういう枠”にハマったのかな~なんて思ったり。
一幕はひたすらハッピー!にこにこ!なお芝居が続き、見ているこっちもハッピーになります。(カワイイので。)
一転して二幕は、嫉妬・怒り・悲しみ…感情ジェットコースターがしんどいけど楽しい!!!デスミュから始まった様々な舞台経験が活きた感情表現を見れた気がして、胸がギュッとなりました…。
ストーリーを引っ張る役どころでもあるので、最初はなんだかソワソワしたり勝手に心配になったりしましたが、しっかりすっかりクリスチャンをやり遂げていてなんだか胸がいっぱいに……私の胸が忙しいですね…??
ダブルキャストといえど、これをオーディションで勝ち取ったわけだから本当にすごいな、と。(蒸し返すねぇ)縁や相性も大いにあるけれど、今このタイミングでクリスチャンをやれるのは本当に偉大で素敵なことだと思います。ありがとう世界…。
こうなると見れなかった芳雄さんクリスチャンも見たくなるってモンですが、圧倒的キラキラと演技力を浴びせられそうな気がしている…笑
また来年のご縁に期待したいところです。
愛しのボヘミアン!
フランスはモンマルトルでクリスチャンと出会い、行動を共にする2人。
一幕は”三馬鹿”的な感じですご〜く愛おしいのですが、二幕はそれぞれの個性や信念が光ってとても好きです…
3人の出会いのシーンで2人はそれぞれ自己紹介をするんですが、名前が長いのでちょっと緊張するんだとか笑(公式instagramの配信より)
上野さん「名前言うのが一番緊張する…笑 気持ちよくキマるとそこから気持ちがノッてく!」みたいなお話も。へぇ〜!(にこにこ)
トゥールーズ=ロートレック:上野哲也さんと上川一哉さん
ひげにエスニックな帽子、という若干胡散臭い風貌…喋ってみれば、陽気で朗らか…
しかしロートレックは「芸術家」であり「革命家」。
一見気の良いお兄ちゃんですが、”内なる炎”というのがまさにぴったりなキャラクター。キャスト関係なく誰が好き?と言われたら間違いなく上位に食い込むんじゃないでしょうか。
デュークと対立しても自分の信念を曲げない、権力に屈しない姿は理屈抜きでカッコいい…!
幼い頃からサティーンを知り片思いしていた彼は、身体的ハンディ(びっこ引き…は差別用語でしたっけ?)を持つためその想いを告げられず…もう諦めたという彼は、時にはクリスチャンの背中を押したり、サティーンと慰め合ったり…。
上野さんのロートレックしか拝見していないのですが、上川さんのロートレックは「隙あらあばサティーン狙ってる?!」「まだこいつ諦めてねぇぞ!!!」なんていう噂を聞いて、めちゃくちゃ気になってます…笑
私が見たロートレックは、サティーンとは”よき理解者”ポジションなんだけどなぁ…おかしいなぁ…()
サンティアゴ:中河内雅貴さんと中井智彦さん
タンゴダンサーでジゴロのサンティアゴ。オールバックにヒゲ、赤の衣装でいかにも…!な風貌。
しかしながら、クリスチャンやロートレックと絡むと、やはり(?)明るく面倒見の良いお兄ちゃん…セリフや振る舞いからも、ダンス以外のことについてはちょっと抜けてるところがありそうでカワイイですよね。
でもいざダンスやパフォーマンスのこととなると、真剣で情熱的。
ツンデレ猫ちゃん(当社比)なパフォーマー・ニニとの絡みやペアダンス、相当好きです…というか、嫌いな人いないですよね…
テニミュ(1st)後に一番見てるかもしれない俳優!”ガウチ“もしくは”マサ”こと、中河内さん…(加藤和樹といい勝負ですが、”意図せずバッティングした率”で言えばマサの方が高そう)
この大舞台で、そして推しと濃く絡む役どころでお見かけできるなんて…私的に今まで一番うれしい役どころかもしれない…
得意のダンスを活かした、”気の良いお兄ちゃん”感あふれるサンティアゴ、大好きでした。細くてしなやかな身体から繰り出されるダンス、色気がすごい。(長野のバレエ教室ね…)
歌もお芝居も言うことなしだし、眼力が強いことも手伝って、本当に…”情熱的なダンサー”にこれ以上ないぐらいの説得力をもたらします。これは…やり手のジゴロですね…
一方、はじめましての中井さんサンティアゴ。
ご本人曰く、全然ダンスは得意じゃないけど…とのこと。でも、中河内さんと違ってガッチリした体格なのもあるのか、ダンス姿がすごく格好いいんですよね!
それもあって、ニニとのダンスシーンは力強くて、「う~ん、タンゴダンサーっぽい!」と思います。(タンゴといえば…ゴルゴ松本さんと小池栄子さんを思い出すよね…)
またご本人の人柄なのか、より優しさやおおらかさを感じました。棘がない、といいますか…。
Twitterを見ていると中井さんは鉄オタのようで、色々と納得してしまいます…私的には好感度爆上がりです…。
ちなみに。サンティアゴお二人の楽屋は同じお部屋で、中井さんと中河内さんが時間差で繰り広げるモノレールチャレンジはとても微笑ましかったです…気になる方は是非Twitterを見てみてくださいね。
愛すべきヒール役:デューク・モンロス公爵
デュークってね、最初はすっごいヤなやつ~って思ってたんです。
まぁストーリー上はヒール役なので、その印象は至極真っ当なのですが。
でも、ストーリーが進むにつれて…あと、ストーリーを振り返れば振り返るほど…
サティーンが好きという気持ちは本物で、ただ振る舞い方や愛情表現の仕方が分からなくなっちゃった・ちょっと間違っちゃった人なんだな~~~ってしみじみ思います。
「金が正義」なんて言うやつなので笑、感情移入は一切できませんけどね!!
え~でも、彼のナンバーってすごくカッコいい曲多いですよね…ずるいぐらいにカッコいい…
ちなみに「Only Girl In A Material World」は、作中1・2を争うぐらいに好きな曲。このときのサティーンのお芝居(心身ともにウッ…てなる感じの)も込みで好き!
嫌な奴!だけど人間臭さも…な、Kさん
韓国出身のシンガーソングライターだというKさん。
そもそも韓国出身の方なのに日本語ストーリーに自然に馴染んでるのすご…!?存じ上げなかったので、後で知って驚いたのでした。
言われてみれば…確かに話し方にぶっきらぼうな印象を受けたものの、後で知って腑に落ちるレベル。むしろヒール感が出てよかったんじゃないかな←
成金!イヤな金持ち!の解像度が高すぎて、見ていてイライラしました(褒めてる)
先の尖った革靴履いてそうだもん…似合うだろうな…()
でも、サティーンを目の前にしたときの表情やお芝居からは、サティーンへの愛や支配欲…普段の無機質な印象と相反する、とても人間臭い印象を受けました。
歌い方にまで”ヒール役”が滲み出ていてとっても好きなデュークでしたね~。
いやらしさはやはりピカイチ…伊礼彼方さん
伊礼さんは2023年2回目(キング・アーサーぶり)で、今年はやたら縁がありましたね~
そして初代テニミュ率の高さ。テニミュというコンテンツ…なんかもう凄いよね…
キングアーサーでもねっちょりした悪役でしたけど、今回もそんな感じ。最近の出演作を存じ上げなかったけど、どうやらそういうポジションが定着しているようで。
まぁ…見たら納得せざるを得ない!し、そういうのが得意な歌って踊れる役者さんて、きっと貴重なんでしょうね…
そんなわけで、Kさんより湿度を感じる伊礼さんのデューク。
人柄が出てるんでしょうけど、終始温かみのようなものを感じるセリフ回しで、だからこそ「うわ~~~この人本当にこの愛情表現が正しいと思ってる!!!やばいよ!!!!」ってなります…笑
デュークの”後戻りできない感”で言うと、伊礼さんの方が強そうです。
彼は”いかにも”な尖がった革靴じゃなく、歩きやすい革靴で、時計とか高級小物をさりげな~く見せつけていそうなので…
キャバレー「ムーラン・ルージュ」ファミリー!
ハロルド・ジドラー:橋本さとしさんと松村雄基さん
ムーラン・ルージュの支配人なイケおじ!
オープニング「Welcome to the MOULIN ROUGE」では支配人として、明るくお茶目でカッコイイ…!まさに”劇場の空気を創る”役どころ。
かと思えば、劇場支配人として経営のこと・サティーンのことで苦悩する姿もあり、そんなコントラストが魅力的です。
配役を聞いた時に「これはもう間違いないでしょ!」の気持ちになりました。
ショーパート等のはっちゃけた演技は安定そのもの。
初めましてな松村さんのジドラーは、滲み出る渋さや包容力がまさに「ムーラン・ルージュの父」な印象。
ワンチャン、サティーンとくっついてたかも?感が強いのも松村さんジドラー、かな?
二二:加賀楓さんと藤森蓮華さん
Lady M’sの中でもダンスリーダー的立ち位置で、ムーラン・ルージュのNo.2、なのかな?
セリフも雰囲気も「ツンデレ」な女の子で、2幕ではサンティアゴと恋に落ちる描写も。2人のペアダンス、めちゃくちゃ痺れます…!
”かえでぃー”こと加賀楓さんは2022年にモーニング娘。(ハロプロ)を卒業したばかり。
ダンスと歌がすごい子らしい!と聞いてはいましたが、いやはや、初ミュージカルでこれは…!とんでもない子ですよねぇ…!!
メイクや髪型も相まって、とても「ツンデレ子猫ちゃん」なかえで二二。
いい意味で幼さを感じるので、「若くして才能溢れるダンサー」って感じでしたね。
ダンスは、蓮華二二より”キレ強め”な印象。
一方、蓮華二二はかえで二二よりスラッとしていて、ダンスはしなやかさが持ち味。
かえで二二より5個ぐらい年上な印象で、叩き上げダンサーっぽい。
サティーンをライバル視する姿も、ある程度の時間をかけて競い合ってきた2人の姿が見えるような…より大人っぽい二二でしたね。
ラ・ショコラ:菅谷真理恵さんと鈴木瑛美子さん
褐色の肌に黒のオールバック・三つ編みでまとめた髪…風貌・仕草共に、”野性的で強そう”な女性です。
「RENT」のモーリーンでお馴染み、そして「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」でも拝見したえみこちゃんがここでも見れたの嬉しすぎる〜!かっこいい雰囲気なのに可愛くて華があるのずるい!私も弄ばれたい!!
一幕「ムーラン・ルージュ」でのファンサ(キャストが客席に視線送ってくれることをそう呼ぶこととします←)でメロメロに…クリスチャンより引力があって困ります、好き!!!
まりえさんラショコラは、LadyM’sの中では一番背丈が低いかも?なのに、誰よりもエネルギッシュでパワーを感じます。4人の中で一番お姉さん感ある。公私共に面倒見の良いお姉さん…!
一方、えみこラショコラは”飛び抜けてお姉さん”というより、ズバズバ意見言って場をリードするタイプっぽいよね。(モーリーンのイメージひきずってるかもしれん)
アラビア:磯部杏莉さんとMARIA-Eさん
ブロンドのロングヘアがセクシー、一方可愛らしい雰囲気から目が離せないLady M’sの一人。
あんりアラビアはよりセクシー感が強めな印象。眼力強くて引力もスゲ〜…
MARIAちゃんは「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」でえみこちゃんと同じ役やってたんですよね〜。運命を感じるね…
MARIAちゃんアラビアはより、パワーを感じて…パワー系キュートガール…って言えばいい!?
ベイビードール:大音智海さんシュート・チェンさん
めちゃくちゃキュートでパフォーマンスはパワフル!体は男だけど、Lady M’sの一人。
お二人ともはじめましてなベイビードールでした。
強そうな体格から繰り出される、パワフル・セクシーなパフォーマンスは圧巻!ピンクのウィッグで踊るやつ(曲名が分からない←)めちゃくちゃ好き〜…てか、ピンクが似合うよね…可愛い…
サティーンに慰められるシーンとかめちゃくちゃ可愛いじゃないですか…しみじみ、誰よりも”女の子”だなぁと思いました。
これだからダブルキャストは最高…!
サンティアゴとニニが好きという話
「嫌いなヤツおらんやろ〜」シリーズのこちら。(シリーズ?)
最初はそっけないツンデレ猫ちゃんなニニ。ダンスこそ格好いいけど、それ以外のことは頭が空っぽ〜??な『ジゴロの』サンティアゴ。
そんな二人が恋に落ち、
ニニ「わかってるんでしょう?」「あなたじゃなきゃだめ」「たとえBad Romanceでも」
とまで言わしめるんですよ…
二人のペアダンスは、身体能力のすごさをこれでもか!と言うほど感じるし、ま〜!とってもえっちでね…。ダンスと歌・お芝居全ての要素が最高だからこそ、見応えのあるシーンなんだろうなと思います。
ダンス以外の二幕シーンでは「二人でいるのが当たり前ですがなにか??」みたいな、超絶クールな顔で一緒にいるのがまた最高で…!
先程のキャストごとの章でも触れましたが、同じ役でもそれぞれ印象が異なります。
全部で4通りのペアできるわけで、それぞれ違った良さがあるの…最高ですよね…。
中井サンティアゴとかえでニニは(実際はさておき劇中で)特に年の差を感じて、”一時の情熱”的なものを感じて好きです…!一方れんげニニとは大人の雰囲気で、お互い一歩引いたところから自分のことを客観的に見つめてBadRomanceしてそう(?)。
がうちサンティアゴはいかにもジゴロなので(ほめてる)、どちらのニニも落ちちゃうのはしゃあない♡て思うな。かえでニニは結局コロッと落ちてほしいし、れんげニニは「いや、こんなヤツなんて…!」って思いながらだんだん絆されて落ちてほしい…。
※見れてないペアはなんとなくのイメージで語ってます※
“全てが終わって最後は愛が憎しみに変わっても”――それさえも美しいと思える役作り・パフォーマンス・造形に圧倒的感謝…!!!
サティーンとクリスチャンの話
そもそもサティーンお二方とも歳の割に美しすぎて、「私はもうこの年齢だから…」な展開に「またまたご謙遜を〜!」て正直言いたくなるんですけどwww
でも、それぞれ歌・お芝居異なるアプローチで「歳とともに積み重ねてきたもの」を感じるサティーンだったし、クリスチャンを思うからこその苦悩も伝わってきました。
クリスチャンとの関係もやっぱり違ってきて…
お芝居では優しくて穏やかな雰囲気のやりとりにほっこり、一転歌では相性バッチリで派手に歌い上げるあーやサティーン。
歳の差を感じさせない良いテンポが心地よく、感情的なお芝居・コロコロ変わる表情に、見るもの全てが惹きつけられる望海さんサティーン。
同じ役なのに全然違ったサティーンになるのが本当に面白い。
クリスチャンが好きになったポイントも、それぞれ微妙に違いそうだもんね。
ちなみに私のロック画面は”のぞかい”こと望海さんカイショーマの2ショにさせてもろてます…2023個人的ベストカップル賞だと思ってる…
【ひとりごと】デュークとロートレックな話
“金と権力”のデュークに立ち向かう、”革命家”ロートレックを筆頭としたムーラン・ルージュの面々。でも、結局この作品が今この現実世界で上演されている”演劇”というのも、結局”金と権力”ありきのモノだよな〜なんて思ったり。
当たり前だけど、お金がなければチケットは買えないしなァ…チケット代は高くなる一方だし、席種の改善も見られないままだし…
この作品が”金と権力”の一切を否定しているわけではないのはわかっています!が、ふと、「高額チケットを支払っている我々に”金で全てを解決してきた男の敗北”を見せるのか…ふ〜ん、おもしれー女…」という気持ちになりました、という話。この作品に限った話じゃないけどさ!!!
チケットをはじめとする諸々の問題は、見えないところで”革命家”が闘っていて、表面にまだ見えないだけかもしれない。そうであってくれ。
【まとめ】ムーラン・ルージュありがとう!またね!!
人生で大切なこと、それは――「真実」 「美しさ」 「自由」 そして「愛」。
作中でそんなセリフがありますが、改めて自分自身に問いかけながら、強く生きていきたいなぁ〜なんて思う作品でした。
何より、歌もダンスもお芝居もセットも衣装も…!何もかもが素敵で楽しくて、どのキャラクターも魅力的で愛おしくて…!!
改めてこんな素敵な作品で、輝く推しが見れて、素敵な景色に出会えて、私は幸せです。
2024年夏の再演も決まっていて、キャスケも先日発表され…いよいよウォーミングアップ始めなきゃ〜!みんな〜、頑張ろうね〜〜〜!!!
今年の夏も、帝劇でCANCAN!!!
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