
こんにちは、ダンナです。
皆さん、ゾンビ沼に嵌る覚悟は出来ていますか?
ゾンビの不気味でありながらどこか魅了される存在に、毎回胸を心踊らされています。なかでも「リッチの女王、ヴァリーナ」は、他のゾンビとは一線を画す美しさと神秘的な部分が性癖に刺さり、ダンナのお気に入りゾンビです。大好き。
「女は秘密を着飾って美しくなるんだから」と某名探偵アニメの一番アダルティなお姉さん(?)が言っていましたが、ヴァリーナの底が見えない神秘性に魅了されているのかもしれません。要するにダンナはちょろいのです。
今回、「永劫なる力」の発売により注目を浴び始めた「リッチの女王、ヴァリーナ」さんに焦点を当てて、彼女を統率者にするとこんな動きや楽しみ方が出来るよ!ということについて書いていきます。あなたも絶対好きになるはず。
※最後にアフィリエイトを貼っています。赤ちゃんのおむつ代かミルク代にさせて頂きますので「面白かった!」「ためになった!」と思っていただけたら、入用であったらで構いませんので当リンクからご購入いただけますと嬉しいです。
前提条件
まず前提条件です。ブラケットは2程度に考えています。
また、以下の縛りがあります。
・ゾンビしか使えない(宗教)
・基本ストレージに落ちている子しか使えない
・基本打ち消しは相手の妨害には使わない
要するにファンデッキ。楽しむためのデッキです。
魂の洞窟などの部族デッキに必須とも言えるカードを入れていないのはそういった理由からだったり…(単純に高くて買えないだけ)。
楽しそうなデッキだな~程度に一読いただけますと幸いです。
デッキリスト
こちらはダンナが組んでいる「リッチの女王、ヴァリーナ」さんが統率者のデッキリストです。ストレージに落ちていて、かつワンコイン以内で買える安いカードで詰め込んできたので、強いゾンビデッキをお望みの方には物足りないかも。
とはいえ、最近はカードの価格が全体的に上がっているため、なかには1000円以上となってしまっているものもあります。末恐ろしい時代になった…。
白いゾンビが好きなので全力投球したいが、やり過ぎると集中的に狙われることが多かったので今のバランスになりました。
統率者の紹介
さて、リッチの女王、ヴァリーナの特徴について整理しましょう。

【コスト】
(1)(W)(U)(B)
【カードタイプ】
クリーチャー
【サブタイプ】
ウィザード・ゾンビ
【カードテキスト】
あなたが1体以上のゾンビで攻撃するたび、その数に等しい枚数のカードを引き、その後、それに等しい枚数のカードを捨てる。あなたはそれに等しい点数のライフを得る。
(2), あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。【パワー/タフネス】
4/4
以下、解説
ゾンビであり、ウィザードである女王様です。
四マナと軽めかと思いきや白、青、黒の色をそれぞれ要求されます。
能力は以下の四つ
・攻撃したゾンビの数だけドロー
・攻撃したゾンビの数だけディスカード
・攻撃したゾンビの数だけライフゲイン
・2マナと墓地のカード2枚追放で、ゾンビ登場(タップイン)
白青黒の特徴が丁寧に揃えられた素敵なゾンビさんです。好き。
攻撃したゾンビの数だけドロー&ディスカードできるので、手札の質向上+墓地肥やしが出来ます。EDHにおいて今欲しいカードは毎ターン変わるので有難いことだ…。ゾンビだと墓地も手札のようなものなので、実質タダ(ではないけど…)。
それだけに留まらず、それに等しい点数のライフを得られるため、ゾンビを沢山ならべて攻撃すると、回復量が凄いことに…。
ディスカードにより落とした土地やスペルも腐らず、2マナあれば追放するだけでゾンビに生まれ変わります(結局腐る)。
シンプルな能力であるが故に、型がハマると無駄なく動ける。まさに女王の貫禄です。
本人もパワーとタフネスが4/4なので、殴ってもよし、置物にしても除去されにくい(たぶん…)と安定感があります。
ある程度ゾンビを揃えた後にエンチャント感覚で唱えるだけで恩恵が受けられるので、最初は小粒なゾンビ達を沢山だすと良いかもしれません。
ウィザードなので「激浪の研究室/Riptide Laboratory」により、破壊されそうなときはバウンスしよう!と思って採用していました。
が、しかし!今回の永劫の力で「呪われし砂の庭/Accursed Duneyard」が収録されたので其方を採用することにしました。バウンスだとどうしても…テンポが狂う…。
以上が彼女の特徴です。素敵!可愛い!!大好き!!!
デッキのコンセプト
今回のデッキ名は「女王の気まぐれサラダ」です。
アグロやらスライやら色々あるのですが、ゲームをあまりやらない&カードゲームはこれが初めてな私には違いが分からず、このデッキがどれに当たるのかも分かりません(アグロとかも知ってる名前ってだけ)。
そのため、デッキを組むときの癖のひとつに「このデッキに、どんなストーリーがあるのか」を考えてから組むため、デッキ名も自ずと書籍タイトルのようになります。
ではでは、今回はどんなストーリー(コンセプト)なのかというと…。
ある朝、ヴァリーナさんは昨日見た未来で自分が食べていた健康的であり芸術的でありながら、最高に美味しいサラダが食べたくなりました。
命じられたのは、トホホと愁いを帯びるコックたちやヤレヤレとした面持ちのメイドたち、そしてムムムと困り顔の執事たちです。
皆は分担して、女王の財力とカリスマ性をもってして各国から食材を集め、サラダを作りました。
しかしどれも気に入る様子のないヴァリーナ女王。次第に食材は使い切れずに余ってしまいます。
ムフフとにやけ面の似合う貴族たちは、有り余った食材をどうにか有効活用できないかと考え、市民にも振る舞うことにしました。
すると飢える者はなくなり、女王のおかげで経済も活発になり、みんな幸せになりました(結局、女王の望むサラダは出来ないので…次回へ続く)。
ヴァリーナさんのドロー&ディスカードはランダム性があり、また、気まぐれさが現れているように見えたので「気まぐれ」
ライフゲインが健康に気を使っている感じがしたし、2マナ2追放がデトックス的な感じがするので、健康的な「サラダ」ということにしました。
なんとも安直…。僕以外共感してくれないのではないだろうか…。
今回は最高に美味しいサラダが食べたいと我儘を言う女王に翻弄される皆…というデッキです。ぜひプレイ中に思い出して哀れんであげてください。
各カードの役割
トホホコック役

トホホコックは分かりやすく言えばドロー・ディスカードに誘発して、何かをしてくれる人です。皆が集めた食材を調理してくれる役ですね。
彼らはとにかく食材を調理する(誘発能力)に尽力してくれます。
このなかのどれかだけでも盤面にあれば、より有利な展開に持ち込めること間違いなしです。この中ではハシャトンさんが猛威を奮っているそうですが、このデッキでは3マナ以上のクリーチャーが少ないので、統率者ではなくコック役をやってもらっています。それでも便利なんだけどね。
ヴァリーナ女王たちが集めた食材を上手く捌いてくれるコックの皆様に敬礼です。
ヤレヤレメイド役

場に出た食材や、調理過程で出たゴミを「ヤレヤレ…女王様は…」と言いながらも処理をしてくれるヤレヤレメイドの皆さんです。
場に出す(若しくは唱える)とき、死亡したときに誘発する子たちがメイド役と言うことです。可愛い。最推しは「むら気な召使い」です。ゾンビの中で一番好き。
女王により厳選された食材(クリーチャー)が場に出た際、又は食料調達に必要な特攻時に出てしまったゴミたちを掃除することで、ハチャメチャな動きをしても割と盤面が整っていく有能なメイドたちです。
女王の統治下において雑に並べて、雑に特攻するだけで、混沌とした世界になります。
ムムム執事役

ムムム執事は女王様第一!全ての欲望を過剰に叶え、全て先回りをして空回りする素敵な執事です。そう…空回りをしてしまう…。
執事長である「スカラベの預言者」さんは、墓地又は場にいるゾンビ分のドローが出来るため、とても有能です。とてもとても有能。
しかし、メンヘラ気質のある「墓生まれの詩神」さんは事ある毎に対価を要求してくるため後半は痛いダメージに…(その分女王の慈愛により回復するけど)。
「忘れられた作品」さんに至っては、毎ターン在庫の入れ替えを行います。任意だけど!ドンドン廃棄が増えていく…。
そう、彼らは女王の為に食材調達(ドロー時々ディスカード)に勤しんでくれるのです。頑張っているけるども一癖ある可愛い子たちです。
執事たちがドローに特化して奔走してくれているお陰で、手札の質も墓地の量も圧倒的に改善されます。本当にありがたい…。
ゾンビによるドローソースが増えたので安定した感はあります。
ムフフ貴族役

ムフフ貴族はいつも何故かニヤけて居ますが、国や民のために奔走してくれます。ノブレス・オブリージュですね。墓地に落ちたクリーチャーをリアニメイトする役割。
今回は墓地の素材を如何に上手く回すか…が問われており、「ギサとゲラルフ」さんはゾンビではありませんが「名誉ゾンビ」として紛れています。実質PWだからノーカンノーカン。
リアニメイトありきの勝ち手段になると対策されたとき厳しくなるため、あくまでも潤滑剤の一つです。
ムフフ貴族たちもそれを理解しているのか、どれかが墓地に落ちても再起が図れるように引き継ぎがされています。
また、今回の「永劫なる力」でついに日本語名を得た「腐敗の巨体(Rot Hulk)」さん!!嬉しい!再録のみならず日本語名まで得られちゃって…。
こと多人数戦において存在感の大きい腐敗の巨体さんも今回は貴族役です。嬉しい!!!!!
善良な一般市民役
最後に善良な一般市民の皆様。画像は割愛。
彼らがゾンビ自体を大きくしたり(ロード等)、システマチックに動いてくれたり、手の届かない所を上手く回してくれたりします。
誰が偉くて、誰が凄いというのは無く、個々が居てくれるおかげでデッキが上手く回っていると痛感します。人間社会と一緒ですね。みんなの仕事があるおかげで上手く世界が成り立っています。
ゾンビには癖強な子が多いイメージがあります。ここで見ると確かに癖が強い。
しかし、みんなで力を合わせると不思議と噛みあい、部族デッキらしさが楽しめます。
ブラケットの考え方
基本的にブラケット2で考えています。
ゲームチェンジとなるようなカードを入れているわけでもないし、強力なマナ加速やスペルがあるわけでもないので…。好きなゾンビを詰め込んだだけ。
墓地対策をされたら一発で詰みますし、1ターンに1回動いたら終わりというのが基本的な動き方。インスタントタイミングでなにか悪さをすることもありません。
しかし、この間友人の一人からはブラケット3くらいなのでは?と言われたので、皆様の仲間内でもブラケット3と言われたら素直に従ってください…。
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