
こんにちは、ダンナです。
最近は子どもが生まれたこともあり、MTG(マジック:ザ・ギャザリング)に触れる時間が減ってしまいました。育児の楽しさと趣味の時間の確保、まさに二律背反な毎日です。
しかし、MTGの魅力はプレイだけではありません。限られた条件で最強を目指す「デッキビルド」こそ、このゲームの醍醐味ではないでしょうか。
今回は、安価な「カスレア」たちが主役になる、MTGの非公式フォーマット「パワー99」について解説します。この記事では以下のことが分かります。
- パワー99のルールを知りたい
- 安い予算で刺激的なデッキを組みたい
- 実際にどんなデッキがあるのか知りたい
僕と同じように「忙しいけれどMTGを全力で楽しみたい」という方の参考になれば幸いです!
MTG「パワー99」とは?1枚99円以下で遊ぶ非公式フォーマット
「マジック:ザ・ギャザリング(MTG)」には数多くの遊び方がありますが、個人的に注目している非公式フォーマットのひとつに「パワー99」があります。
名前の由来は「パワー9」への憧れと「99円」の制限
MTGで最も有名かつ高額な9枚のカード「パワー9」。それに対し、パワー99はその名の通り「1枚99円以下のカード」だけでデッキを構築するフォーマットです。
かつて数万円したパワー9への憧れを胸に、あえて「99円以下」のカードを使いこなす。このギャップとネーミングセンスが、多くのカジュアルプレイヤーの心を掴んでいます。
サイド含めた75枚でも7425円という安さ!(安いか?)
魅力はWisdom Guild価格連動の「大人の部活動」
パワー99の最大の特徴は、国内最大級の価格比較サイト「Wisdom Guild」のトリム平均価格**を基準にしている点です。
デジタル(MTG ArenaやMO)ではなく、あくまで「紙のカードの市場価格」に連動するため、ショップを巡って安くて強い掘り出し物を見つける楽しさがあります。限られた予算の中で最強のデッキを模索する感覚は、まさに「大人の部活動」のような熱中度を秘めています。
パワー99が面白い3つの理由|カスレアからガチデッキへ
なぜ、あえて制限のあるパワー99で遊ぶのでしょうか?そこには、通常のレガシーや統率者戦では味わえない独自の魅力があります。今回はデッキビルドを通して得られた感想を含め解説していきます。
他にも「こんな魅力があるよ!」と言う人が居れば、コメントで教えてもらえると嬉しいです!
① 輝けカスレア!かつての主役や独自のコンボが活躍
スタンダード時代に環境を支配したものの、下環境(パイオニアやモダン)では力不足とされた「かつての英雄たち」。あるいは、あまりに個性的すぎて使い道がないと言われた「神話レア」。
パワー99では、そんな通称「カスレア」と呼ばれるカードたちがデッキの主役になります。誰も見向きもしなかったカードから自分だけのコンボを見つけ出した時の快感は、パワー99ならではの醍醐味です。
初手からカスレア扱いされていた子も使えるのは嬉しいね!!!!
② 資産格差なし!数千円で組める安価なデッキ構築
「MTGは始めたいけど、デッキが高すぎて手が出ない……」そんな悩みはパワー99には無縁です。
メインボードがすべて99円以下のカードで構成されるため、数千円あればトーナメント級(当社比)のガチデッキが完成します。 僕のような、お小遣い制で頑張るパパプレイヤーにとっても、家計に優しく全力で趣味を楽しめる、非常に救いのあるフォーマットです。
そういう意味では、Plus1もとても素敵なフォーマットだと思いました!


③ 常に変化する環境とカード価格の変動を楽しむ
パワー99のカードプールは固定されていません。新セットの発売や市場の価格変動により、「昨日まで100円だったから使えなかった強カード」が、今日から解禁されることがあります。
常に最新の価格をチェックし、新しい戦術を探求し続ける。この「動く環境」こそが、プレイヤーを飽きさせない理由です。
逆を言えば、常に価格チェックをしなければならない!という手間もあるんだけどね…。
【重要】パワー99の構築ルール・禁止カード・使用可能セット
パワー99を遊ぶ上で最も重要なのが、「どのカードが使えるのか」というルールです。基本はレガシー準拠ですが、特有の「価格制限」と「稀少度制限」があります。ポイントを絞って解説します。
基本ルール:レガシー準拠 × レア・神話レア縛り
パワー99は、基本的にレガシーフォーマットのカードプールを使用します。ただし、デッキに入れられるカードには以下の制限があります。
- レア、または神話レアであること(基本土地を除く)
- コモン、アンコモンで収録されたことがないこと(※再録セットによる格下げは除く)
- Wisdom Guildでのトリム平均価格が99円以下であること
少しややこしいのが「再録による稀少度」です。たとえば、マスターズシリーズなどでアンコモンに格下げされたカードでも、「元のセットでレアなら使用可能」というケースがあります。逆に、一度でも通常セットのアンコモンで収録されると使用不可になるため、構築前に確認が必要です。
パウパーのように「コモン収録されたらOK!」と優しくはなく「格下げされたらNG」な厳しい世界なのだ…。
価格判定日(9/9)と「99円以下」の基準
カードの価格は日々変動しますが、パワー99では「毎年9月9日」を判定日としています。
【トリム平均価格99円以下の定義】
直近の9/9以降、Wisdom Guildでのトリム平均が一度でも99円以下になれば、その後100円以上になっても次の9/9までは使用可能。
このルールのおかげで、「デッキを組んだ後に値上がりして使えなくなった!」という悲劇が起きにくくなっています。一度解禁されれば、その年度内は安心して使い倒せるのが嬉しいポイントですね。
禁止カードは「レガシー禁止」に準拠
パワー99独自の禁止リストがあるわけではなく、「レガシーで禁止されているカード」は、価格に関わらず一律で使用禁止となります。
「99円以下のカードに禁止級なんてあるの?」と思うかもしれませんが、意外なカードが該当することがあります。
- 黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker
カジュアルプレイヤーな僕でも知っている凶悪な子だ…。
このように、特定のコンボで強力すぎるカードは、価格が安くてもレガシーで禁止されているため、パワー99でも使うことはできません。デッキビルドの際は、まずレガシーの禁止リストをチェックしておきましょう。
使用可能なカードを確認するには以下のサイトがオススメ!デッキビルドもココで出来ちゃいます!
【サンプルデッキ】パワー99版ゾンビデッキ「忘却の深淵」
では、実際にどんなデッキが組めるのでしょうか。以下は僕が実際に組んでみたゾンビデッキです!
ゾンビデッキを組む上での信条などは以下の記事を読んでもらえると嬉しいです


デッキリストと構築コンセプト
パワー99ならではのキーカード解説


モダンではイリーガルだし、レガシーでは重すぎて使えない…。統率者だと引けるか分からず充分に楽しめない…。そんな可愛いゾンビが沢山います。
そんな悩み、パワー99なら解決します。どの子を使ってデッキを組もうか悩みに悩みましたが、今回は以下のカードを中心に考えました。
- 忘れられた作品
- スカラベの預言者
- ナクタムンの意志、テムメト
手札を切らさず、かつ、ゾンビをサイズアップしつつ…という戦略…
ずっと使いたいと思っていた「忘れられた作品」も、このデッキならば真価を発揮します。好き。ゾンビパワー9に認定したは良いが、モダンなどでは使いづらくて…。強いんだけどな~…。


まとめ|パワー99は構築(デッキビルド)だけで面白い!
今回は、1枚99円以下のカードで戦う「パワー99」について解説しました。
このフォーマットの最大の魅力は、単に「安く遊べる」ことだけではありません。「限られた予算とカードプールの中で、いかに強いシナジーを見つけ出すか」という、デッキビルダーとしての腕が試される点にあります。
僕のように育児や仕事で忙しく、なかなかショップ大会に出られないパパプレイヤーにとっても、隙間時間にスマホで価格をチェックし、「お、この神話レアが99円になった!」と妄想を膨らませる時間は至福のひとときです。
【パワー99を楽しむポイント】
- 誰も使わない「カスレア」がエースに化ける快感
- お小遣いの範囲内で「最強」を目指せる健全さ
- デッキ構築そのものが、極上のエンターテインメント
もし、手元にストレージの肥やしになっているレアカードがあれば、ぜひ一度Wisdom Guildで価格を調べてみてください。そこには、あなただけの「パワー99」デッキの種が眠っているかもしれません。
さいごに、発案者のパワ子さん!読者の方へ一言コメントをお願いします!



ストレージで生涯の友を見つけましょう!
ありがとうございます!他にもMTGに関する記事を書いているので、ぜひ一読下さい。コメントも頂けると喜びます!


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