
こんにちは、ダンナです。
7月を迎え、暑い日が続いております。日々子育てに奮闘しているママ・パパはお昼ご飯を用意するのもやっとのことでしょう…(我が家がそう)。
とくに産前産後の高血圧に悩んでいる方は、高血圧対策を意識して料理をしなければなりません…。我が家もヨメが高血圧気味なので、毎日頭をフル回転させて作っております。
今回は、血圧と夏バテが気になる産前産後のママへ向けた手抜き料理「薬膳サラダうどん」を紹介します。

みんなで楽して夏を乗り切ろう…。
はじめに
産後のヨメを労うためにダンナができること
以前もお話しましたが、産後のヨメに感謝と労いのために、僕が出来ることはヨメの健康管理をすることです。
ヨメの身体が早く癒えるように、母乳に良い影響が届くように、なのに「美味しい!」と言ってもらえるような料理を作ることが責務だと思っています。だってヨメ、頑張ったもん。
東洋医学の考え方で「医食同源」という言葉がありますが、健康増進のためには医療も食事も本質的には同じなのです。
ヨメの健康のために取得した和漢薬膳師が、今ここで役に立つのならばと日々頭を使ってレシピを考えています。
簡単に、普段から使うような食材を使うがモットー
とはいえ、毎日食べるものです。毎日作らなければなりません。高級な食材や手間暇をかけていては、他がおろそかになります。
1日は24時間と有限なので、出来る限り時短をして、ヨメやエケチェンとの時間を大切にしたいと思っています。
今回の注目ポイント|トマト・キュウリ・ツナ・白ごま
トマトは毎日食べたい野菜
トマトは通称「医者いらず」。トマトが赤くなると医者が青くなるとはよく言ったもので、強い抗酸化作用・美肌効果(リコピン、β-カロテン、ビタミンC)、生活習慣病予防、免疫力向上、疲労回復(クエン酸)、消化促進が期待されています。
薬膳的にも体に潤いを与え乾きを止め(生津止渇)、熱を取り毒を出し(清熱解毒)、胃の働きを助けて消化を促し(健胃消食)、夏には有難い身体を冷やす性質である「微寒性」に位置します。



僕らはトマトをほぼ毎日食べているよ!
キュウリに栄養が無いというのは勘違い!
一方、キュウリもビタミンKやビタミンC、食物繊維、カリウム、銅、モリブデンなどの栄養素を含み、骨を丈夫にする、老化を抑える、便秘を予防する、貧血を予防する、高血圧やむくみを予防するなどの効果が期待できます。
栄養のない野菜として広まっていますが、カロリーが低いだけで「栄養が無い」わけではないのです。
薬膳の視点からは、体の余分な熱を取り除き、暑気あたりを和らげる効果(清熱解暑)、トマトと同じ生津止渇、余分な水分を排出してむくみを改善する効果(利水消腫)、体を強く冷やす「寒性」。食べすぎ要注意ですが、夏場の熱がこもりやすい体質や、むくみやすい方に特に適しています。



今回はおばあちゃんからもらったキュウリを食べるヨ!
トマトとキュウリの組み合わせはNGではない
「トマトとキュウリの食べ合わせが悪い」とよく言われています。これは、キュウリに含まれるアスコルビナーゼがトマトに含まれるビタミンCを破壊してしまうからです。
しかし、キュウリに酢を加えればアスコルビナーゼの働きを抑えることが出来るため、決してNGであるという訳ではありません。
今回はマヨネーズと胡麻ドレッシングで働きを抑えていますが、麺つゆ代わりにレモン酢とだし汁、またはポン酢などで代用しても良いと思います。好きなようにカスタマイズしてください。



この組み合わせ、美味しいから一緒に食べたいよね!
白ごまやツナで身体を整える
白ごまやツナは「平性」に位置し、身体を温めもしないし冷やしもしない食材です。
しかし、ツナはDHAやEPAが豊富で母乳にとり良い影響を与え、白ごまも身体を潤しアンチエイジングの効果が期待されています。
とくに白ごまは便秘の改善にも良いとされているので、産前の便秘に苦しむ方は適度に取りたい食材です(食べすぎ注意)。



そもそもサラダうどんには必須級の美味しい食材だよね!(個人の感想です)
「薬膳サラダうどん」レシピ


材料(2人前)
- トマト 1個(大きめ)
- キュウリ 2本
- ツナ缶 1個
- 白ごま 適量(ひとつかみ程度)
- うどん 1人前(我が家は冷凍うどんを仕様)
調味料
- マヨネーズ 適度に(なるべく減塩の商品)
- 胡麻ドレッシング 適度に(なるべく減塩の商品)
- めんつゆ 適度に(なるべく減塩の商品)
※今回の調味料は、かけ過ぎてしまうと無意味になるレベルで高血圧必至な調味料群です。減塩の商品を使用しつつ、量も「少し薄いかな?でも素材の味が楽しめてOK」程度が良いと思います!
トマト・キュウリを切る
トマトとキュウリを1口サイズに切りましょう。
トマトはくし形、キュウリは拍子木切りにしました。お好きな切り方で構わないと思いますが、面倒だったので…。



少しでも楽したいという意思の表れ…
ツナマヨを準備する
ツナ缶にそのまま大さじ1程度のマヨネーズを入れ、まぜまぜします。



ちょっと汁っぽい方がうどんと合う(気がする)
うどんを準備する
今回は冷凍うどんを使ったのでレンジでチンをしただけです。
余力がある方は湯がいても良いですが、洗い物が少ないに越したことは有りません。
冷凍と侮るなかれ。テーブルマークのうどんは結構おいしいです。
最後に氷水で締めると冷たくてシコシコしたうどんが楽しめます。
盛り付けて完成!
うどん→めんつゆ→トマト・キュウリ・ツナマヨ→マヨネーズ→胡麻ドレッシング→白ごまという順番で盛り付けると、それなりに見栄えが綺麗な盛り付けが出来ます。
中央が高くなるように盛り付けると美味しそうに見えると聞いたので、意識してみたのですが如何でしょうか…。



盛り付けは自信が無いのよね…。
火を使わないで楽がしたい
以上、薬膳サラダうどんのレシピでした。普段使う食材も、意識して組み合わせれば薬膳料理に早変わり…。
薬膳料理は食べる人の体調や体質、季節などをみて献立を組む必要がりますが、今は薬膳料理のレシピにアクセスしやすくなりました。
火を使わないことで気持ち的にも、身体的にも楽をして暑い夏を乗り切ってください。



頑張れ!ママさん!パパさん!
以下は毎日飲んでいるルイボスティーです。最近は余裕が出てきたのでお湯でに出すタイプに戻しました。
妊婦や母乳育児中のママにも安心して飲めるノンカフェインと言うだけでなく、高血圧対策にもなるので常用しています。



リンゴジュースなどで割ると美味しいドリンクがおうちでも楽しめるよ!
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