
こんにちは、ダンナです。
産前産後の母体は多くの負担やダメージを負っています。僕ら男が外から見る以上に。ヨメの内面も変化しており、体調が心配な今日この頃。
今回は、高血圧対策に良いかな?と思う料理を作ったので備忘録代わりに書いていきます。産後の高血圧に悩んでいる方の一助となれば嬉しいです。

頑張ってオシャレそうな写真も撮ったよ(前回の反省)
はじめに
ヨメが産後高血圧気味に
冒頭でお話したとおり、ヨメが少し高血圧気味です。お医者さんからも経過観察宣言されるレベル。
僕がヨメにいつも作っていた妊婦用レシピで食事をしていたということもあり、血圧は比較的安定していて何も問題は有りませんでした。普通の血圧。
しかし、出産を迎え、ヨメの健康状態をチェックした1か月検診時に「高血圧気味」という診断に。分娩のすさまじさが残す、ヨメへの肉体的ダメージです。壮絶な戦いだったなぁ…(今思い出しても恐怖)。
ダンナがヨメに出来ること
ヨメは妊娠から出産まで頑張ってくれました。もう、充分すぎるくらい頑張った。甘やかしたい。
そのため、妊娠から産後(これからずっと)に、ダンナが出来ることの一つがヨメの健康管理です。美味しい!と思える料理と同時に、身体によい食事をつくっちゃる!
すっかりブログの更新を止めていますが、実は和漢薬膳師を持っています(これもヨメのために数年前とった)。
それがどこまで活かせるかは微妙ですが、勉強しておいてよかったなぁ…という印象です。
今回の注目ポイント(ナス・トマト・にんにく)
秋茄子は嫁に食わすな「ナスの効能」
ナスは高血圧の方にとり魅力的な食材で、むくみ解消、高血圧予防(カリウム)、強い抗酸化作用(ナスニン)、腸内環境改善(食物繊維)、体の熱を冷ます、炎症・痛みを抑えるといった効能があると一般的に言われております。
また、薬膳的には「体の余分な熱を冷ます(清熱)、血の巡りを良くする(活血)、余分な水分を出す(利水)、胃腸の働きを整える(健脾和胃)」といった効果が期待されており、性質は体を冷やす「涼性」です。そのため、妊婦にナスは控えた方がよいとされています。



秋茄子は嫁に食わすな…ですね!
通称:医者いらず「トマトの効能」
トマトは通称医者いらずということもあり、強い抗酸化作用・美肌効果(リコピン、β-カロテン、ビタミンC)、生活習慣病予防、免疫力向上、疲労回復(クエン酸)、消化促進。
薬膳的には体に潤いを与え渇きを止める(生津止渇)、熱を取り毒を出す(清熱解毒)、胃の働きを助け消化を促す(健胃消食)とされており、性質はナスより穏やかに体を冷やす「微寒性」です。



本来、どちらも夏野菜だから時期じゃないんだけどね…
冷えすぎないように「にんにく」
最後に、ナスもトマトもどちらも冷やす性質があるため、冷えすぎ防止の意味も込めて「にんにく」を使いました。
にんにくの使い過ぎは母乳に影響するそうなので、あくまでも適量ですが…。
疲労回復に最適な「豚肉」
豚肉は良質なたんぱく質、豊富なビタミンB群(特にB1による疲労回復)、ミネラル(亜鉛、鉄など)が豊富で、ダンナも牛肉より豚肉を好んで食べています。
薬膳的には体に潤いを与え(滋陰潤燥)、元気(気)を補い胃腸を丈夫にする(益気健脾)、腎の働きを助け血を養う(補腎養血)とされており、性質は体を潤す「平性」とされています。
「トマトとナスの豚肉炒め」レシピ
材料(2人前)
- トマト 1個(大きめ)
- ナス 1個(大きめ)
- 豚こま 250gくらい(ひとにぎり!って感じ)
調味料
- 塩コショウ 適度に
- 米油 大さじ4~6(なければサラダ油等でもOK)
- おろしにんにく 適度に
野菜を一口大に切る


まずは食べやすい大きさに切ります。
ナスは乱切り、トマトはダイス状にカットすると見た目的に良い気がします。お好みで。
豚肉を一口大に切る
豚肉もおなじく食べやすい大きさに切りましょう。今回は盛り付け時に食材が均等になるよう、小さめに切っていますが、この辺りもお好みでいいと思います。



このとき、塩コショウで下味をつけておくと炒める時に塩コショウをしないでも済むので余力があれば!
豚肉を炒める
まずは豚肉を炒めましょう。米油を大さじ1程度、フライパンに引きましょう。
中火で色が変わるまで炒めたら塩コショウで味付けし、ある程度焦げ目がつくまで炒めます。
焦げ目がついたら大皿などに一時退避させてください。
野菜を炒める
つぎに、野菜を炒めます。先ほどのフライパンに大さじ3~5程度の油を引き、なじませます。
まずはナスを投入し、中火で炒めます。このとき、油を全部吸ってしまいますが、ある程度炒めていくと水分と油が沁み出てきますので追加の油は不要です。
ナスがしんなりしてきたらトマトを投入します。トマトの形を崩さないように丁寧に炒めましょう。
3~4分程度炒めたらOKです。
お肉と合わせる
さいごに、炒めた野菜と豚肉を合わせます。
同じフライパンに投入したら、おろしニンニクを好きな量いれて香りを付けましょう。
中火で3~4分程度炒めたら完成です。


産後の高血圧を長引かせないために
以上、簡単にサクッと、どこのご家庭にもあるような食材で作る薬膳料理でした。



これって薬膳なの…?



極論、カレーも薬膳です!
意外と知られていませんが、普段使う野菜やお肉でも薬膳料理は作れます。それがどのような性質で、作用があるのかを知っていれば…ですが。
産後の高血圧が続かないように今後も努めて行こうと思います。
以下は我が家が毎日飲んでいるルイボスティーです。これも高血圧の方に良いとのことで…。
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