【MTG】5Kモダンで白単アグロゾンビデッキを組んでみたというお話~束縛の強い恋人はお嫌いですか?~

MTG白単ゾンビデッキ解説のアイキャッチ画像。背景に《束縛のミイラ》のイラスト。タイトル文字「束縛の強い恋人 《束縛のミイラ》の愛と法で勝つ【5Kモダン】白単ゾンビ ~束縛の強い恋人はお嫌いですか?~」

こんにちは、ダンナです。

白――それは法であり、慈悲であり、美。好きな色ではありますが「白いゾンビ」は驚くほど少なく、ずっと作りたかった白単ゾンビは未完のままでした。

しかし、アモンケットの「束縛のミイラ」を初めて見たとき、あまりの可愛さと美しさに「いつか使う」と心に決めたのを覚えています。

そんな白単ゾンビに転機が訪れたのが、2023年9月8日。「孤高の聖域」の登場、そして「盲従」の再録。これが本当に大きかった…!

というわけで今回は、夢とロマンを詰め込んだ白単ゾンビデッキについて語っていきます。
どうぞお付き合いください。

ダンナ

みんな、白ゾンビの虜になること間違いなしです!

目次

デッキ構築のこだわり:【白単ゾンビ】に挑戦した理由

デッキ作成の指針(ストーリー・価格・オリジナリティ)

まず、デッキを作るにあたり以下のことを考える必要があります。

  • そのデッキにストーリーはあるか
  • カードの値段は“趣味”の範囲内であるか
  • 他の色では出来ない動きのデッキか

大体こんなことを考えています。そのため、大会レベルに強いデッキではないことだけご理解ください。

詳しくは以前書いた記事にありますので、お暇な方はこちらもどうぞ。

ダンナ

とはいえ、弱いデッキを組むつもりもないよ!充分楽しめる!

白のゾンビを選んだ理由:『束縛のミイラ』への愛

マジック:ザ・ギャザリングのカード《束縛のミイラ》(Binding Mummy)。白のゾンビクリーチャーで、他のゾンビが出るたびにアーティファクトかクリーチャーをタップできる能力を持つ。

マジックザギャザリングに触れる以前から、ピラミッドやスフィンクスといった世界観が好きだったダンナ。それを知った友人から「アモンケット」という次元を教えてもらい、調べているうちに「束縛のミイラ」と出会いました。

他にも、「むら気な召使い」や「扇持ち」など素敵なゾンビが居るので最も好きなカード!という訳ではありませんが、「束縛のミイラ」の効果がとても気に入りました。

ゾンビというと恐ろしいイメージですが、白のゾンビということもあり束縛(タップ)させるだけで、凶悪な効果ではありません。弱いわけでもないけど、強いわけでもない。そんな白の正義感と言うか、実直さというか、慈愛に満ちた雰囲気が好きになりました。

今回のデッキ概要とコンセプト

法と秩序を象徴するファラオ風の不死者がアンデッドを率いる、白いゾンビ系デッキを連想させるイラスト」

正しく、厳しく、恐ろしい白いゾンビ

今回のコンセプトは正義。暴力で我を通すわけでもなく、小細工で妨害をするのでもなく、死を弄ぶのでもなく、圧倒的な力で制圧するわけでもありません。

法に則り、正しく、厳しく、清い勝ち方をする。そんな法の下で強く生きるゾンビたちのデッキです。

主な勝ち筋は攻撃・防御の禁止と制限

そのコンセプト通り、勝ち方はシンプルで「攻撃・防御」の禁止と制限を掛けることで、制裁(戦闘ダメージ)を与え、正規の勝利条件により実直な勝ち方をします。

能動的な除去や妨害は行われず、法の下で制限が行われます。何も罪を犯していない者は罰せずみたいなフレーバー。

デッキリスト紹介

ダンナ

サイドボードは履修への備えのみ!

キーカード解説:法と秩序を司るゾンビたち

タップによる行動制限:「扇持ち」「束縛のミイラ」

マジック:ザ・ギャザリングのカード、《扇持ち》(Fan Bearer)と《束縛のミイラ》(Binding Mummy)。どちらも白のゾンビであり、相手のクリーチャーやアーティファクトをタップする能力によって行動を制限する。

1、2マナのゾンビは「扇持ち」と「束縛のミイラ」です。というか、この子たち以外に1~2マナの白ゾンビが居ないので戦力として活躍してもらわなければならない(強制)。

どちらもタップによる制限を掛けることで相手を妨害することが出来ます。地味に嫌な動きをするので、使ってみると便利~と思うかもしれません。

正義という名の強さ:「ミイラの大王」「静月の騎兵」「公道の誇り」「永遠神オケチラ」

マジック:ザ・ギャザリングの白のゾンビ/ゾンビに関連するクリーチャー4枚。《ミイラの大王》、《静月の騎兵》、《公道の誇り》、《永遠神オケチラ》が並んでおり、白単ゾンビデッキの主力を構成する。

攻撃を担うのは「ミイラの大王」「静月の騎兵」「公道の誇り」「永遠神オケチラ」です。

「ミイラの大王」と「静月の騎兵」は自らをパンプアップしながら地道にライフを削ってもらいます。

「公道の誇り」についてはブロッカーも兼ねていますが、最高速度に達した際に得られるインセンティブにより臨機応変に畳みかけることが出来ればと思っています。

永遠神オケチラは雑に投入しても単体で強く、クリーチャーを唱えると配下が増えてさらに強いという、神らしい威厳のあるクリーチャーです。

相性の良いカード

孤高の聖域:タップ能力を最大限活用する

マジック:ザ・ギャザリングのエンチャント《孤高の聖域》(Solitary Sanctuary)。このカードは、相手をタップするたびにコントロールしているクリーチャーに+1/+1カウンターを置く能力を持ち、白単ゾンビデッキのタップ戦略を強化する。

白は能動的にタップさせることができるカードが多いです。「扇持ち」や「束縛のミイラ」が良い例です。

これを最大限に活かすカードが今回収録された「孤高の聖域」だと思っています。この子は「相手をタップさせたら」パンプアップできるというエンチャントです。

「束縛のミイラ」はほぼノーコストでアンタップクリーチャーをタップできるし、「扇持ち」は好きなタイミングでマナさえあればタップできる。

そこに「孤高の聖域」が加われば、結構厭らしいことが出来ると思いません?

好きなタイミングで2マナ2/2ゾンビをどんどん強くするというわけです。

「黙考の時間」や「割込み」で除去を視野に入れつつ、「休憩時間」でタップの息切れを回避しながら講義カードを手元に加えて…。

うん、たぶん強い。たぶんね。

でも比較的遊べるデッキにはなったと思います。

盲従:ゲームテンポを遅くする

マジック:ザ・ギャザリングのエンチャント《盲従》(Blind Obedience)。複数の異なるイラスト(強請を持つ)が表示されており、白単ゾンビデッキでは相手のパーマネントをタップインさせゲームテンポを遅らせる役割を持つ。

「盲従」のおかげでテンポがゆっくりになり、なんなら強請も付与されるので戦略の幅も増えました。嬉しいね。余ったマナの活用が出来る…!

デッキを組む時、マリガンをしなくても戦えるように考えています。

初手に「盲従」があれば、除去をしつつ、ゆっくり盤面を整える。

初手に「孤高の聖域」があれば、早々に動きを進め、ただ殴る。

初手にどちらも無ければ、「休憩時間」や「兵員の集結」で時間を稼ぐ…。

僕のデッキには珍しくゆっくりことを構えることができるデッキです。

ゾンビらしく群衆で襲ってくる恐ろしさを体現するデッキばかり作っているからなのかもしれませんが、白ゾンビはそんなことなく優しさに溢れていますね…。

大体のお値段

さてさて、気になるお値段…

な、な、なんと!

3580円!(2025年12月8日現在)

実質Pauperです(違います)

クソつよカードで殴り合うゲームは他の人に任せておいて

こういうファンデッキで遊ぶのが長く趣味を続ける秘訣なのかなと思っています。

友人とお酒を飲みながら遊ぶ。

そんな幸せな時間をつくるのにお金をかけるまでもないです。

それだけで楽しいからね。

今後の課題

課題…それは勝ち筋が殴ることしかないということです。

もうひとつ勝ち方があればよかったかな~という感じです。

あとは人によっては嫌われるデッキかな?というところ

まあ、そこらへんは正直仕方がないですよね。

MTGですもの…。

もう少し強いデッキになるように頑張ります。

ぜひ遊んでみた感想も教えてください。

~おむつ代・ミルク代の糧になります~

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