お金を使うのが怖い?心がざわつく理由と不安を解消する3つの方法

貯金しても不安な理由とお金に振り回されない心の整え方を解説するアイキャッチ画像

こんにちは、ダンナです。

出産準備や新生活の手続きが一段落し、ようやく少しだけ自分の時間が取れるようになりました。とはいえ、この記事も通勤電車の中で書いているほどで、ゆっくりと本を読む余裕まではありません。

最近、「お金の使い方」について深く考えさせられる記事を読みました。誰もが避けて通れないテーマですが、正直なところ「お金の使い方は、貯め方よりも圧倒的に難しい」と感じています。

今回は、なぜ人はお金を使う・使わないことで心がざわついてしまうのか。心理学的な背景と、僕自身が実践している「お金に振り回されないための心の整え方」を整理してみます。

ダンナ

お金の使い方は永遠の課題だと思っているよ…。

参考記事:一年間配当金を使ってみて感じたこと

目次

「お金の不安」の正体とは?まずは心の状態をチェック

お金の不安やストレス状態をチェックするための血圧計と薬のイメージ画像

「お金が足りない」「使うのが怖い」「貯めてばかりでいいのか分からない」。

こうした不安は、実は収入の多寡とはあまり関係がありません。十分な資産があっても「減るのが怖い」と怯える人もいれば、収入が少なくても日々に満足している人もいます。

つまり、不安の原因は「金額」ではなく、私たちの「心の癖」にあるのです。

あなたはいくつ当てはまる?「お金のざわつき」診断

まずは、今のあなたの心がどれくらいお金に支配されているか、少し振り返ってみましょう。

  • 通帳の残高が減るのを見るだけで、胸がザワザワする
  • 数十円の節約のために遠くのスーパーへ行くが、疲れて外食や惣菜を買ってしまう
  • SNSで友人の旅行や購入品を見ると、素直に「いいね」できない
  • 買い物をした後に「本当に必要だったか?」と数日悩み続ける
  • 逆に、ストレスが溜まると記憶にないほどの衝動買いをしてしまう

これらに当てはまる場合、あなたは「お金そのもの」ではなく、「お金に対するネガティブな感情」に振り回されている可能性があります。

お金に振り回される2つの心理的・社会的要因

お金の心理的・社会的要因を分析するためにデスクで資料を整理している様子

なぜ、私たちはこれほどまでにお金に心を乱されるのでしょうか。その根本には、「心理的な本能」と「社会的な比較」という2つの大きな要因があります。

① 心理的要因 ―「損失回避性」がブレーキをかける

行動経済学には「損失回避性(プロスペクト理論)」という考え方があります。これは、人間は「何かを得る喜び」よりも「失う痛み」の方を2倍以上強く感じるというものです

つまり、1万円の欲しかったモノを手に入れた喜びよりも、財布から1万円がなくなる痛みの方を脳は敏感に察知してしまいます。

これが「使うのが怖い」「損をしたくない」という強力なブレーキとなり、私たちを苦しめるのです。

一方で、このストレスが限界に達すると、反動で「どうにでもなれ」と散財してしまう。いわゆる「どうにでもなれ効果」が発動します。この極端な振れ幅こそが、心のざわつきを生んでいます。

② 社会的要因 ― SNSと比較社会がもたらす「見えない焦り」

現代特有の悩みが、SNSによる「社会的比較」です。

他人の切り取られた「幸せ」や「成功」を目にすると、無意識のうちに自分の生活と比較し、「もっと稼がなきゃ」「もっといい暮らしをしなきゃ」と焦燥感に駆られます。

かつて「幸福度が高い国」として知られたブータンが、情報の開放後に幸福度ランキングを落としたのは有名な話です。「足るを知る」ことが難しくなっている時代だからこそ、意識的に情報のシャットダウンを行う必要があります。

特に、資産形成においては他人との比較は禁物です。焦ってリスクを取りすぎていないか、一度立ち止まって考えてみてください。

ダンナ

以下の記事では資産形成でのリスク許容度の考え方について語っています

※関連記事:お金を増やそうとしすぎて、リスクを取り過ぎていないか

今日からできる!お金に振り回されないメンタルを作る3つのステップ

お金の不安を解消しメンタルを整えるステップを象徴する階段を登る足元

① 感情を因数分解する ― その不安はどこから?

お金を使った後に「後悔」や「罪悪感」を感じたら、その感情を無視せず分析してみてください。

  • 「本当に欲しくなかったのに、安かったから買った」から後悔している?
  • 「将来への漠然とした不安があるのに、使ってしまった」から怖い?

逆に「使わなかったモヤモヤ」があるなら、「本当は体験したかったのに、損得だけで諦めた」のかもしれません。感情の正体を突き止めるだけで、漠然とした不安は「解決すべき課題」に変わります。

② 自分軸の「マイルール」を決める

判断に迷うから心が疲れるのです。あらかじめ「ここには使う」「ここには使わない」という基準(マイルール)を決めておくと、脳の負担が激減します。

私(ダンナ)の場合、以下のような基準を設けています。

【ダンナのお金のマイルール】

⭕ 投資する(迷わず使う)
・家族の健康と安全に関わるもの
・新しい体験や学び(本など)
・家事時間を短縮する便利家電

❌ 浪費しない(1円でも渋る)
・見栄のためのブランド品
・惰性で行く飲み会
・「安いから」という理由だけの買い物

「何に価値を感じるか」を言語化しておくことが、他人と比較しない最強の防具になります。

ダンナ

趣味にお金を使いすぎているかも…と言う人は以下の記事が参考になると思います!

※関連記事:将来を鑑みず、趣味にお金を使いすぎていないか

③ 「中庸」を目指す ― 0か100かで考えない

真面目な人ほど、完璧な節約か、あるいは完璧な投資を目指しがちです。しかし、心の安定は「中庸(偏らないこと)」にあります。

「将来のために貯める自分」も正しいし、「今を楽しむために使う自分」も正しい。どちらか一方を否定するのではなく、「今は6:4で貯蓄優先」といったバランス調整を行うイメージを持ちましょう。

お金を使わない生活に満足している人は、我慢しているのではなく「使わない心地よさ」を知っている人たちです。

ダンナ

なぜそんなにお金を使わないのか…と問われ、何でだろう?という気持ちを言語化した記事です。なにかの気づきになると嬉しいです。

お金の価値観が変わる!読んで救われたおすすめ本3選

お金の価値観を変えるヒントを探すために図書館の椅子で読書をする女性

書籍により知識の備蓄は不安の言語化、蓄財の加速化に効果的です。まずは一冊、図書館のように期限があるものではなく手元に置くことで「あ、そういえばこんな本があったな~」と手に取れる状態にしておきましょう。

貧困問題と結びつく資産形成のヒント|『貧乏人の経済学』

なぜ人は合理的でないお金の使い方をしてしまうのか?貧困と心理のメカニズムを知ることで、自分の衝動買いの癖も客観視できるようになります。

学術的な内容ですが、これほどまで長期にわたり国際機関が支援を繰り返しているのに「貧困が無くならない理由」を深堀することで、我々が蓄財するためのヒントも見えてきます。

ダンナ

資産の大小は関係ないんだな~と分かるようになるよ!

足るを知る者は富む|『サイコロジー・オブ・マネー』

お金の成功は知識(IQ)ではなく、振る舞い(心理)で決まることを教えてくれる名著。「足るを知る」ことの重要性が腹落ちする一冊です。

お金とは何かを求めた旅記録|『なぜ日本人はこんなに働いているのにお金持ちになれないのか?』

タイトルは刺激的ですが、内容はエッセイ本です。

各国を旅した著者が見た「その国々での”お金”との向き合い方」について語っており、なぜ日本人がお金持ちになれないのかを考える一冊です。読み物としても楽しく、読みやすいのでオススメです。

まとめ:お金と心を整えるのは“自分との対話”

自分のお金に対する価値観を見つめ直す「自分との対話」を象徴する対談風景

お金の悩みは、突き詰めれば「自分はどう生きたいか」という問いに行き着きます。

SNSのキラキラした投稿や、将来への過度な不安に惑わされそうになったら、一度立ち止まって「それは本当に自分の心が望んでいることか?」と問いかけてみてください。

お金はあくまで、あなたと家族が笑顔で過ごすための「道具」に過ぎません。道具に使われるのではなく、道具を使いこなす主人でいるために、まずは自分の感情とゆっくり向き合うことから始めてみませんか。

僕もまだまだ修行の身ですが、一緒に「心地よい距離感」を探していきましょう。

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