
こんにちは、ダンナです。
趣味「Magic: The Gathering(マジック・ザ・ギャザリング。以下、マジック)」について、私が感じる魅力を紹介していきたいと思います。
大人の新趣味に最適!「Magic: The Gathering」とは?

最初に知っておきたいMTGの基本情報(歴史・プレイヤー層)
MTGは、現代のトレーディングカードゲーム(TCG)の基礎を築いた、世界初のTCGです。
- 誕生: 1993年
- 開発者: リチャード・ガーフィールド(Richard Garfield)博士[数学者]
- 開発元: Wizards of the Coast(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト)社
- 特徴: プレイヤーが「プレインズウォーカー」(次元を渡り歩く強大な魔術師)となり、クリーチャーや呪文を駆使して戦うという設定です。
MTGは、その発売からわずか数年で世界中に広がり、後の『遊戯王』や『ポケモンカードゲーム』など、様々なTCGに影響を与えました、まさにTCGの原点と言えます。
プレイヤー層は小学生から50代以上の社会人までと幅広く、特に20代~40代の大人が多く遊んでいます。これは、初期のTCGブームを経験した世代が、経済力を持ち、戦略的なゲームを楽しめる層と重なるためです。
大人って出来ることが増えて楽しいよね…!
MTGに抵抗があった私がハマった決定的な理由:プレイヤー層の魅力
TCGってなんか怖い人が多い印象で好きじゃない…。
実はダンナ、TCGに対して偏見がありました。Twitterを覗くと「いきなりキレられた」「体臭がキツイ」「人のカードを雑に扱う」などなどモラルは大丈夫なのだろうかと疑問を抱くものばかり。
そういった方が居るのも現実らしいのですが、幸い私はお会いしたことがありません。よかった。それどころか、MTGをやっている方は皆さん紳士的で、オシャレな人ばかり…。
「イラストが好きでカードだけ集めていた」という遊び方から、関わる人が増え、遊ぶ人が増え、偏見が氷解し始めた頃には「沼」にハマっていました。抜け出せないほどにドロドロとした沼です。
芸術鑑賞のレベル!MTGアートに心を奪われる理由(Seb Mckinnon氏の紹介など)


TCGの枠を超えた「緻密な絵画」としてのイラスト
他のTCGを深く知らないため比較が難しいのですが、少なくともマジックザギャザリングのイラストは絵画として成り立つものばかりという印象です。
最近でこそコラボやアニメ風などが増えて、私の好きなMTGらしさが薄れてきましたが、それも新規参入を促すには仕方がないことなのでしょう。と割り切っています。
東京MTGさんではアートの販売も行っており、私も購入をしようとしては我慢を繰り返しています。お部屋に合ったら絶対素敵だと思うんだけどね、我慢。


私の人生を狂わせた「Seb Mckinnon」と、そのアートの世界観
なかでもSeb Mckinnonさんのアートが特に好きで、ゾンビしか使えない(と勝手に決めた)私ですが、この人の携わったカードは買っています。高いのもあるのでコンプリートとはいかないけど…。以下は、私が特に好きなアート(カード)です。
「復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth」が表現する生と死


最も好きなカード。Seb氏の描く「生と死」が素敵で、このアートに限らずしばしば見受けられます。死を残酷なモノとしてだけで捉えず、そこにある”美”を表現されていて目が奪われます。
まあ、素人の感想なんですけど
「無声開拓地/Silent Clearing」が魅せる探検の終わり


フレーバーテキストの「The expedition’s end began the marsh’s story.(探検の終わりが沼の物語の始まりとなった。)」が、このアートのすべてを物語っています。
一面が血の沼と骸であるにも関わらず、神聖さを感じる不思議…。マジックザギャザリングにはストーリーがあるそうで、詳しい方が居たらこの情景が何を表現しているのか分かるのだろうか…。
おしえて!詳しい人!
Seb Mckinnonが手掛ける基本土地


他にもいろいろありますが、最後に紹介するのは基本土地です。このカードはマジックザギャザリングをプレイするうえで無くてはならない(はずなのに、必要ないデッキが存在します。不思議)基本土地カードです。
詳しい感想は別記事に認めています。もうね、愛が止まらなかった…。


ロジカルな思考力が試されるゲーム:MTGの戦略的魅力とゾンビデッキの構築


シンプルそうに見えて複雑で奥の深いルール
ゲームを考えた人が数学者であることが理由か、とてもシンプルなルールにも関わらず、とても複雑なゲームです。
ひとつひとつのカードが複雑に作用し、開発者ですらも想像しえないコンボやギミックが生まれてしまいます。それゆえに、特定のカードがゲームを支配してしまい、禁止されることもチラホラ…。
僕はカジュアル勢だからよいけど、競技勢は阿鼻叫喚だね…。
私が愛用する「ゾンビデッキ」の構築と勝利パターン
前述しましたが、私は「ゾンビ」しか使えません。別に使えば良いのですが、勝手に縛りをかけています。
理由としては、「歴史に比例しカードプールが無限にあるためどこかで制限を掛けないと資金的に危ない」というのがあります。後は普通にゲームをやるときは縛りを決めるのが好きだった。
以下は私が考えたゾンビデッキについての記事です。もしよければ覗いて挙げてください。






運要素と実力要素のバランスが生む「奥深さ」
ルール上、基本的には何をするにも”マナ”が必要になり、その”マナ”を捻出するには「基本土地」というカードが必要になります。
デッキは60枚以上と決まっている中で、沢山いれてしまうとマナしか出せない土地カードばかりで何もできず、少なすぎるとマナが足りず何もできない…。製作者ですら失敗だと嘆くゲームデザインですが、この土地システムこそがマジックザギャザリングを楽しくする要素でもあります。
確率を計算して、シャッフルのテクニックを磨き、事故った時も上手く立ち回るプレイスキルが必要…。とても奥深いゲームだと思う…。
MTGの楽しみ方:対戦だけではない生涯楽しめる趣味としての側面
準備期間も含めて楽しい!「友人と遊ぶまでの7つのプロセス」
いままでの私は、友人と遊ぶ=「買い物」「ご飯」「旅行」「スポーツ」etc.という感覚でした。趣味が読書や料理なので、誰かと遊ぶ~となるとあまりバリエーションが無いんですよね…。
勿論、どれも楽しくて楽しくて、なにひとつ不満はなかったのです。
しかし、このマジックという遊びは、遊ぶまでに以下の過程を踏みます。
- 遊びの予定を決める
- デッキを考える
- カードを買いに行く
- デッキを組んでみる
- ひとりで戦ってみる(2つデッキを用意して)
- 随時、調整する
- 実際に友人と遊ぶ
と、(7)の遊ぶまでの工程までもが非常に楽しい。むしろ、このデッキを考えている時間こそがマジックザギャザリングの醍醐味なのではないだろうか…。
弱い・強いに関係なく楽しめる「カジュアルプレイ」のすすめ
カジュアルプレイヤーなので大会に出たりしませんが、自由好き勝手にデッキを組むので、弱いとか強いとか関係なく楽しめるのも、良いところ。ゾンビデッキだけで幾つのデッキを作ったのか…(遠い目)。
カードで遊びつつ、雑談することもできるのでコミュニケーションツールとしても使えるのが良いと思います。ダンナはお酒を飲みながら楽しんだりしています。
フォーマットに捕らわれず、好きなカードでデッキを組んで遊ぶところから始めては如何でしょうか。
まとめ|「マジック沼」は知的で楽しい!
ここまで色々と書いてきましたが、言いたいことはただ一つです。
マジックって超面白れぇ…。です。
もし、TCGというものに抵抗がある方、まだ遊んだことがない方が居ましたら、ぜひカードの絵を調べてみるだけでもいかがでしょうか。きっと、お守りとして持ちたくなるカードが見つかるはずです。
それでは、今日はこの辺で…。




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